Save３５ ページ36
トンパをこらしめたのち、レオリオは自分のプレートの無事を確認してAにお礼を言った。
レオ「A、ありがとな。あのままだったらまんまと騙されてたところだったぜ」
貴「うっ、ううん！怪我の手当てをしてもらったお礼だから…」
クラ「Aは恩を忘れない良い心の持ち主なのだな。今時、珍しいんじゃないか？」
貴「そうかな…？恩はちゃんと返しなさい。って小さなころから教えられてきたから…」
すると突然、レオリオが何を思ったのかこんなことを聞いてきた。
レオ「Aはどこの出身なんだ？」
貴「え？日本、だよ」
クラ「日本…。四季のうつろいが美しく、礼儀作法が素晴らしい国だと、聞いたことがある。それなら納得できるな」
レオ「ほ〜そんな国があるんだな」
貴「全部が美しいところなんかじゃないけどね…」
私の家は暗い森の奥にあったせいか、春夏秋冬の四季もあまり見たことがなかった。
それに、礼儀作法はしっかりしていても、私の家みたいな職業がある限りは誰かがどこかで命を狙い狙われているのだから。
クラ「どこの国もそんなものだ。必ずどこかに欠点はある。…Aは強いのだな」
さきほどの一部始終を見ていたらしいクラピカがAを見ながら言った。
クラ「気配の消し方、手刀の正確な位置…。簡易なものに見えて、難しいことだ」
貴「そ、そんな…！今の私には、あれくらいしか出来なくて…。あとは少しの格闘術くらい…」
Aは少し俯きながら言った。
レオ「そんなに落ち込むな！俺はそれで助けられたんだしよ！元気出せ！」
貴「わっ…！」
レオリオがニカッと笑いながらAの頭をガシガシと撫でた。
クラ「レオリオ、Aが困っているぞ」
レオ「おぉ！すまん！でも、Aはもうちっと自信持っていいと思うぜ！顔上げて、な！」
貴「…うん！」
レオリオの言葉に、Aは少しだけ笑ってみせる。
レオリオとクラピカはAの笑顔を見て微笑んだ。
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レオ「A、もうプレート奪ったのか！？」
貴「うん」
クラ「じゃあこれからはどうするんだ？」
貴「プレートを取られないように試験終了日まで身を隠すことにしたよ」
クラ「そうか。それが一番いいな。じゃあ、A、また試験終了日に会おう」
貴「うん！」
三人は手を振ってそれぞれの方向へ足を進めた
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葉桜ノ咲 - シロォォォォォォォォォ!! (2016年9月25日 21時) (
レス) id: 8346ebd752 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリloveアイカ！ - 面白いですね〜！ (2015年6月13日 21時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» ですよね！もう、ずっと話してても飽きなさそうです！あ、了解しました！ (2014年11月2日 16時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優希(プロフ) - アストルさん» わかります！占いツクールの友達がリア友だったらな〜って思うことがよくありますw(落ちます！ (2014年11月1日 23時) (レス) id: 4cf6869eaa (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» 唯一話せる場所ですからね！笑 近くにここで出会ったような方の友達が居たらもっと楽しいだろうけどですねww (2014年11月1日 23時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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