At that time they. *28 ページ33
貴「・・・急にごめんね?カラ松くん・・」
カラ「いや、・・いいんだ・・みのり」
カラ松とのキスが終わってから、
私たちは一息ついていた。
貴「だ、大丈夫?」
カラ「だ、大丈夫」
嘘だ。絶対大丈夫じゃない。
顔は真っ赤だし、
今も少し震えている。
さすがにきつかったか。
カラ「・・その」
貴「ん?」
カラ「俺のことを好きというのは、本気で取っていいのか?それとも嘘なのか?」
不意に、
戸惑いの目を向けられる。
貴「本気だよ。なんで?」
さすがに今までのことを経てきて嫌いとか言ったら今の時間なんだったんだよ。
本気のフリしてなかったら
こんな事しないわ。
カラ「そうか・・それなら嬉しいんだ。・・けど、俺達みんな同じ顔だぞ?俺じゃなくておそ松でも良かったんじゃないのか?」
そう言ったカラ松は
目が泳いでいる。
まぁ、そうかもね。
私がカラ松に決めたのは、一番最初に会ったからだから。
でも、私は今カラ松で良かったなって少し思ってる。
だっておそ松なんかは
私になんかしそうだし。
貴「そんなことない。あなたには他の兄弟にはない、いいところがあるんだから。」
カラ松「そ、そうか・・?」
カラ松は一段と赤くなって頭を掻いた。
カラ松「あ、ありがとな」
やけに静かな部屋で、
低くて凛々しいカラ松の声が響いた。
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霙 - グラサンかけてるニートの時点であなたはもう立派な不審者よでお茶吹きました (2016年10月10日 12時) (レス) id: 0f699349a9 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 気にしないで!!他の作品も読んでみます!! (2016年8月15日 18時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - メアさん» 続編でも呼んでくれてありがとうございます(#^.^#)嬉しいです!! (2016年8月15日 18時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
メア(プロフ) - 久しぶりです!!見ました!!面白いです (2016年8月14日 22時) (レス) id: abd555a29f (このIDを非表示/違反報告)
らっきょうキング(プロフ) - 甘茶さん» ありがとうございます!頑張ります(*^_^*) (2016年8月2日 22時) (レス) id: cfc9495453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らっきょうキング | 作成日時:2016年3月21日 14時