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命ばっかり ページ3

休日。

また二人は遠くへ行った。

途中で街路の下に倒れこんで眠ってしまい、夢の中で自分のことを忘れて旅をした。

お互いが美男美女だったが故に、

高学歴だったが故に

すべてを持っていたが故に

お互いがお互いに引け目を感じてしまった。

とりとめのない軽い言葉だけでは

心の薄紙を剥がせないのだと

普通でいるだけでは

何も変わらないのだと

自分達は

薄っぺらでしかないのだと

彼らは

たった今気付いた。

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作者名:ベルサイコカノン x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bellkanon5  
作成日時:2019年2月3日 11時

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