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翌朝8時


『んぅ…』


久しぶりに早朝以外で起きた

机に王馬君が好物の炭酸を飲みながら起きた私に気づいたようだ

『おはよーAちゃん!顔洗ってきたほうがいいよー
人間、寝起きが一番ブスだからねー』


久しぶりに王馬君に失礼な事言われた気がする…


『うん…とりあえず顔洗ってくるね』


顔を洗い終わったあと王馬君と作戦を建てる


内容はこうだ


お父さんの休みは日曜と月曜日
お母さんは毎朝9時に夕飯の材料を買いに行く
その間1時間は、誰もいない






それで作戦は





成功した


持ってきたものは洋服と教科書、あとは毛布と枕にゲームとかスマホとかぬいぐるみ…は持っていこうとしたとき王馬君に変な顔されたけどなんとか持ってきた












『いやー!疲れたー』

王馬君がクーラーをつけながら言う

『結構持ってきたからね…おつかれ』

持ってきたハンカチを王馬君の額に当て汗を拭う

それにびっくりした王馬君が少し硬直した

かと思いきや、私のてからハンカチを奪い顔の汗を拭く

『ありがとねーAちゃん』

素直に礼を言われたことに少し照れつつ壁にもたれかかる

『いやー…ついにやっちゃったね?王馬君…お金とかって大丈夫?』


『そうだね…でも、オレは平気だよ〜Aちゃん忘れてるかもしれないけどオレ希望ヶ峰学園の次期生徒だよ?』

『その言葉を聞いて安心したよ』















そして二人して泥のように眠った



















人とは存外、変化に強い生き物で気づけば一ヶ月もたっていた




学校の宿題は王馬君が教えてくれるし、外も少し遠いところなら出て良いよって許可を貰った


やっぱり王馬君は優しいな


ガチャ

『ただいまー!Aちゃん!!』

帰ってきて私に抱きついてきた王馬君を抱きしめる

『おかえり王馬君、私ちゃんと待ってたよ』

『Aちゃんはいい子だね〜』


そう言いながら、王馬君はテレビをつける


ニュースキャスターが最近起きた窃盗事件について話す





『そういえば最近王馬君、深夜何処かにでかけてるよね?』

『んっ?ああ、そのことねアレだよ希望ヶ峰学園ってあれじゃん?有名過ぎて朝集まると記者に撮られるからね』

『へー…』

少し腑に落ちないが、私は希望ヶ峰学園について興味がないので知らなかったという可能性がある

そう思いながら私は自分の部屋に戻った

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作者名:オルオル | 作成日時:2023年9月29日 23時

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