【銀魂】えぇ？伝説の攘夷志士だぁ？阿保、私は唯の学校の先生だわボケェ【坂田銀時】

悪しき思ひ出ふつふつと ページ19

貴方side

「そうだ、少年 何故君は逃げて居た？」

私が問うと

少年「おいらは金を集めてやらなきゃいけない事があるんだよ！」

「ほぉ、盗んだ金でか」

銀時「俺たちも例外じゃ」

「黙れ」

銀時「うっす」

まだうずうずと話そうとしない少年

ちぃとばかし言葉が強かったか？

「君を責めているわけじゃない 苦しいなら私も協力してやろうと思ってね 私は子供には親切なんだ 其処は安心してほしい」

銀時「お前、ロリショタ好きか？」

「黙れ 嫌いな人間が居るか」

銀時「やっべ この人自分の性癖こんな所で大公開しちゃったよ」

銀時が何時も晋助を莫迦にする口調でそう喋った

「人聞きが悪い！ 抑も先程から会話を邪魔するな！ 話が続かん！」

少年「おいらは金を集めて日輪大夫…女を買わなきゃいけないんだよ！」

「…ほぉ 其の歳でもう一丁前にそんな事が言えるんだな 世も末だなァ 銀時よォ」

ビクッと肩を震わせた銀時

銀時「やっぱ怒ってる？」

「怒らぬ理由がわからぬ」

銀時「本当、ごめんって」

「ごめんで済んだら私は居ない」

銀時「だからアレは…」

「言い訳をして良い訳無いだろ！！」

シン…と辺りが静かになる

銀時「あ、それ駄洒落？ 笑った方がいい？」

「だぁぁあっ！！」

顔が熱い

感情任せに銀時に殴りかかる

少年「あんたら夫婦なのか？」

二人「「へ？」」

少年「かなりよそよそしいけどそう見えたから」

「っ！！ 少年！ 駄目ッそれ言わないで！」

銀時「あれれれ Aさぁん照れちゃってませんかぁ？」

恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい！！

穴があったら入りたい！！

マンホール、マンホールでも全然よし！

落ち着けェ私…

…あぁ、もう嫌…

「…照れて…ない」

銀時「あ、何 ちょっと… ごめん、ズッキューンてきた ちょっともう一回言っ」

「言わない！！ 少年！何故其の遊女を買いたいか説明してくれたまえ！」

銀時「…お前焦りすぎて口調変わってないか？」

「変わっては居らぬ！！」

銀時「(いや、変わりすぎだろ …でも悪い方にいかなくて良かった)」

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