163話 ページ4
NO seid
��遊びましょ？��
少年、トトがそう言うと狼が襲って来る。遅すぎず速すぎないその速度に対し、難無く自分の異能をぶちまけたのは中也だった。
中「相手が悪かった様だな。」
狼はキャインと一声鳴き、音も立てずに消えていった。だが、こんなに早く決着が着くとは思っておらず、警戒態勢を保ったままだ。
「いやはや流石ですなー中也クンは。」
神「俺も混ざろうかな。」
「お前はここで大人しくしてろ。混ざろうかなって言って中也とどうせ遊びたいだけだろ。」
神「うん。」
「少しは否定しろよ！」
そしていつの間にか隅っこに移動していた二人は、焦る様子もなく巫山戯合っている。その様子に、血管をビキビキさせている中也がいたことなんて知る由もないのだ。
ト「うわーんわーん！」
一方、友達と言っていたトトは大泣きしていた。ふむ、とトトを見ている笠原。不憫に思っているのかどうかは分からないが、眉を寄せている。
ト「何で殺したの！？友達だったのに！！動物は」
ト「大切にしなきゃ、いけないのに…！！」
中「！？」
トトが叫ぶと、先ほどの狼が現れた。しかも一匹ではなく、二匹である。そして
敦「大きく、なってる？」
一回り大きくなった狼がまたもや襲って来る。今度は国木田も加わり、大きな敵を難無くと倒した。
だが__________
国「くっ、キリがない！」
中「眼鏡どけっ！」
中也は高く飛び、真上から異能をぶつける。一瞬にして消えていった狼は、また数を増やしていく。だが、このカラクリに気がつかない二人ではない。
中「あの餓鬼を倒すしか方法は無いってかァ？」
ずっと泣き続けているトトに睨みを利かせ、増えた狼を倒していく中也にストップをかけたのは国木田だった。
国「待て。俺に考えがある。」
中「あァ？」
「お、やっぱり。言った通りになった。」
遠くから二人を見ていた笠原の頰は上がっていた。
神「何か言ってたっけ？」
質問してきた神威を無視し、身長差のある二人を見る。
「協力した方が、やっぱりいいって。いつも仲良くすればいいのに。」
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NUTS Y(プロフ) - 一気見しました！個人的には早く戻って最終的には神威オチなのかなと思いながら見てます！ (7月3日 16時) (
レス) @page41 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
イッチー - 一気読みしました、続きがとても楽しみです！これからも頑張ってください！お身体にお気をつけて (6月30日 23時) (レス) @page41 id: a4b78f2cca (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 早く続きが見たいです！ゆっくりでもいいので更新待ってます！ (2023年1月26日 12時) (レス) @page41 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 滅茶苦茶好きです！応援してます！o(^-^)o (2022年3月6日 8時) (レス) @page40 id: 63e7cbea6f (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 黒の時代、もっと続きみたいです‼ (2022年1月17日 17時) (レス) id: 268141ac8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ババロア x他1人 | 作成日時：2017年8月20日 21時
