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164話 ページ5

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数匹の狼と、それを操る少年トト。

トトを狙うにしても、狼の大群を消さない限り勝ち目はない。


ト「やっと、やっと判ってくれたの?動物は殺しちゃダメなの。だから、殺された子達の分を返してあげる。」



そしてまた増えていく狼。
一方、その様子をただじっと見つめている国木田と中也。機会を狙っているのか、身動き一つしていない。

ト「みんな殺っちゃって!」


トトが大声を出すと、一斉に飛び掛かってくる狼。

そして、それを待っていたのかのように国木田が大声を出した。


国「今だ!!」

中也が高く空を舞い、異能をぶつける。


中「____重力操作」

真上からの圧力に、狼は成すすべもなく潰された。


ト「っまだ 国「そこまでだ。」 ……!!」


中也の動きに引きつられていたトトは、背後に回った国木田に気づくことができなかった。


ト「…僕を殺すの?人殺しをしない探偵社が。君がその引き金を引いたら、僕は死んじゃうんだよ?」

国「…嘘だな。この遊戯が始まる前に説明に来た兵士は人形だった。誰が見てもな。だがお前は違う。」

ト「……なんだ。つまんないの。」





目を瞑ったトトに国木田は引き金を引た_________









訳ではなく




ト「っぁ…」

そのまま腕を振るい、トトを気絶させた。

神「あれ?殺さないの?」

国「俺は例え遊戯の中でも人殺しはいない。この遊戯、何方かが戦闘不能になったら終わりだ。見ろ。」

気絶しているトトの体はだんだん粒子が分解するように消えていった。

神「へぇ。眼鏡って意外と小心者?」

国「何とでも云え。」

「まぁまぁ。無事に終わったんだし、そこまでにしよう。んで次は、問題の二人だね。」




敦「僕本当に此奴と?」

芥「それは此方の台詞だ人虎。」



「お前らそろそろ仲良くしろよ。」






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NUTS Y(プロフ) - 一気見しました!個人的には早く戻って最終的には神威オチなのかなと思いながら見てます! (7月3日 16時) (レス) @page41 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
イッチー - 一気読みしました、続きがとても楽しみです!これからも頑張ってください!お身体にお気をつけて (6月30日 23時) (レス) @page41 id: a4b78f2cca (このIDを非表示/違反報告)
- 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2023年1月26日 12時) (レス) @page41 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 滅茶苦茶好きです!応援してます!o(^-^)o (2022年3月6日 8時) (レス) @page40 id: 63e7cbea6f (このIDを非表示/違反報告)
- 黒の時代、もっと続きみたいです‼ (2022年1月17日 17時) (レス) id: 268141ac8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ババロア x他1人 | 作成日時:2017年8月20日 21時

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