私、失敗しないので

Dr. 110 ページ12

とっても今日は綺麗なお空。程よいコバルトブルーにダイヤのような形の雲

これは初めて見たよあっははは



宇「いいか？俺は神だ！お前らは塵だ！まずはそれをしっかりと頭に叩き込め！ねじ込め！」



貴『いやあんた自分のこと神だとか思ってんの、よいよ頭おかしいよね
なんか･･･やってる？』



ちょっと危ない白い粉とか。
ちょっと危ない葉っぱとか。



宇「お前いちいちウザイなほんとに！？黙ってなさい！

俺が犬になれと言ったらイヌになり、狼になれと言ったら狼になれ！！猫背で揉み手をしながら俺の機嫌を常に伺い全身全霊でへつらうのだ！


そしてもう一度言う！俺は神だ！！」



貴『そうだね、疫病神か筋肉ダルマの神だねきっと。』



こいつが良い神なわけない、絶っ対性根の腐った忌々しい神だ。筋肉ダルマの。


私にはわかる。こいつはひでぇ。


すると炭治郎がビシッとキレよく手を挙げた
炭治郎君どうぞ〜？




炭「具体的には何を司る神ですか？」


宇「いい質問だ、お前は見込みがある」


貴『決まってんじゃん、脳筋バカを司る神だよ』



宇「いい加減はっ倒すぞ？」



神ならこんな言葉では怒らん！多分！

てかね。善逸がさっきから、は？こいつ何言ってんの？とんでもねぇ奴だとかいう顔してんのよ、やめたげてよ




宇「脳筋バカじゃねぇ。

派手を司る神･･･祭りの神だ」





････････････

笑いすらおきないね。ある意味神だ。

10代のガキをここまで静かにさせる祭りの神ってどうよ？



伊「俺は山の王だ、よろしくな祭りの神」


貴『こいつも馬鹿だったァァァ･･･』



宇「何言ってんだお前･･･気持ち悪いやつだな。」



こいつやっぱり神じゃねぇ。同じような次元だろうが！？
やっぱり脳も筋肉で出来とるわ。




もうついていけない善逸と私は互いに手を取り合い大きなため息をして同時に幸せを逃して行った


仕方ないよね。



花街に行くまでに藤の家があるらしくそこで準備を整えるらしい

何となく炭治郎が女装する予感






貴『あんたに3人も嫁が居るとは思わなかった。一夫多妻制かよ。


(自称)神の嫁は･･･女神？女神を見つけに遊郭レッツゴーってか？やば。』



宇「お前マジで。」









＿＿＿吉原 遊郭

男と女の見栄と欲愛憎渦巻く夜の街

遊郭･花街はその名の通り1つの区画で街を形成している

ここに暮らす遊女たちは貧しさや借金などで売られてきた者が殆どで、たくさんの苦労を背負っているが

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