【銀魂】一番隊副隊長は天人さんですpart7

324話 護ってくれてありがとう ページ39

「はぁ・・はぁはぁ・・」


総悟「はぁはぁ・・・」


私と総悟は血を流しながらも立っていた。


総悟「こいつはやべぇ・・斬っても数が減らねェ」


「はは・・カッコつけてはみたけど、こりゃ地獄からのお迎え来たんじゃない・・」


総悟「そうみてぇだな。なんだか敵さんが増えたように感じやす・・」


そう言われて私は目の前を向いて一時停止する。
ちなみに隣にいた総悟も


オカマ「戦闘態勢を解いたわよ！ついに諦めたようね。総員斬りかかりなさい！！」


そう言って指示を出すオカマ。
だけど誰も動かず静寂に包まれる。
だってオカマの後ろには・・・


銀時「すんませーん。面倒なんで嫌でーす」


神山「隊長ぉおお！！副隊長ぉおお！！無事ですかぁあ！！」


旦那と新八くんそして神山くんがいたから。


オカマ「誰・・？」


私は手を振っている神山くんに手を振る。
すると今度は浪士が蹴り倒されて出てきたのは


土方「次はどいつに斬りかかりゃいいんだ？局中法度に違反したあそこのバカどもか？」


着流しを着て青筋を浮かべる土方さんと


近藤「始末書じゃすまねぇぞ、テメェら」


近藤さんがいた。
マジか！土方さんにバレた！！


オカマ「し、真選組！？ひぃいい！！なんでこんな事にぃいい！！」


もうオカマの周りに味方はいなくて、オカマは一人私たちの方に走って逃げてきた。
すると隣にいた総悟は怖い顔をして


総悟「ホント・・なんでこんな事になっちまったんだ・・。チクった奴誰だぁああ！！！！」


と言ってオカマを斬りました。


「チクった奴なんて一人でしょ？神山くん切腹決定」


神山「なんでそうなるんですかぁあ！？」


ーー後日


私たちは大量の始末書の山に囲まれています。


神山「隊長、あと何枚ですか？」


総悟「死ぬー」


そう言って書類を投げる総悟。


「ちょっと！自分のは自分でやってよ！？無理だからね！！」


私は目の下のクマを指差して言う。


神山「そういやあの後、六角屋の娘は？」


「田舎の親類に引き取られたって」


神山「そうなんっすか。幸せに暮らしてるといいっすね」


その後始末書を終わらせて、神山くんと畳で爆睡していたら、いきなり声をかけられた。


総悟「ほらよ」


そう言ってニヤニヤ顔で団子を渡す総悟。


「なに笑ってんの？」


総悟「あ？なんでもねぇよ」


そう言った総悟のポケットには「ありがとう」と文字が書いてある手紙が見えた。


ーー六角事件篇 完

作者から→←323話 もう負けない

ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す