194訓 酔った勢いでやらかしてしまったようだ ページ49
何とか刀の攻撃を避けた俺は冷や汗ダラダラで目の前の沖田くんに問う。
銀時「殺すって何で殺すんだよ!!」
総悟「自分の胸に聞いたらどうですかぃ?」
銀時「イヤイヤイヤイヤ!!聞いてもわかんねぇから聞いてんだよ!!」
焦った俺の様子に沖田くんはポーカーフェイスで言う。
総悟「アンタまさか昨日のこと忘れたなんてバカなこといいやせんよね?」
銀時「・・酔っててよ・・その何も思い出せなくて・・でAちゃんなんか言ってたか?」
俺がビビりながら聞いてみれば
総悟「・・・なるほどねぇ。アンタにとっちゃあただの酔った勢いだったってことですかぃ・・旦那、同じ男として情けねぇです」
沖田くんが呆れた顔で言う。
んん?この言い方だと沖田くんは俺の不祥事を知ってるってのか?
銀時「おおおお沖田くん!!教えてくれ!俺はいったい昨日何をやらかしたんだ!!とにかくAちゃんに会わせてくれ!!」
きっと沖田くんはAちゃんに聞いたのだろう。
俺の不祥事を・・。
ならAちゃんは知っているという事だ。
すぐ様会わせてくれと話したら目の前の沖田くんはまた瞳孔を開いた。
総悟「会わせてくれですって?」
銀時「・・・・え?」
少し怒り気味の沖田くんに戸惑う。
総悟「アンタ本当に自分がやった事覚えてないんですね。アンタ責任取ってくれるんですかぃ?」
銀時「責任って・・?」
俺が恐る恐る聞いてみれば
総悟「決まってるでしょ?男としての責任ですよ」
銀時「男としての・・責任?」
その時だった。
「・・・総悟」
小さな声で俺が振り向けば
銀時「Aちゃんんんん!!」
Aちゃんがいた。
よし、全部昨日のことを聞こうとAちゃんの方に向かって行く。
だが
「きゃぁぁああ!!!近寄らないで!!酔った勢いだったんでしょ!?今そう言いましたよね!!ホント最低です!!」
そう言って沖田くんの後ろに隠れたAちゃん。
総悟「アンタがまさかAに手を出すたぁ・・前から言ってたじゃねぇですか。手出したらいくらアンタでも殺すって」
沖田くんの発言を少し考える。
銀時「・・手を出す?お、俺が・・Aちゃんにぃぃいい!!?」
俺ぇぇええええ!!
どんだけ手出してんだ!!
つうか俺の命がやべぇえ!!
総悟「俺からAを略奪したんですよアンタは」
そう言って刀を再び向けた。
195訓 家族公認されたらお断りできない現実→←193訓 女の純潔を奪っておいて知らないは最低
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沖田いずみ(プロフ) - おおのさん» コメありがとうございます(^ ^)リク使わせていただきます!!お待たせしますがお待ち下さい! (2016年12月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
おおの - いつも楽しく読ませていただいています!亀更新でも大丈夫なのでこれからも続けて言ってほしいです! そこで1つリクエストなのですが 総悟が主人公にドッキリを仕掛けてのloveが読んでみたいです。 (2016年12月13日 16時) (レス) id: 4f867c4ff2 (このIDを非表示/違反報告)
龍鹿(プロフ) - 原作沿いって良いですね!面白いです!頑張ってください! (2016年11月23日 11時) (レス) id: de7dc4b16d (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - 続編おめでとうございます! 遂に、4までいきましたね!これからも楽しみにしてます。更新頑張って下さい! (2016年10月19日 18時) (レス) id: 1847792d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2016年10月19日 14時