185訓 嫉妬して悪いか!このヤロー!!* ページ40
総悟「なかなか大変だったんですぜ?俺もお前も一番隊。一番隊なしでの討ち入りの大変さを考えりゃ土方さんだって俺らを非番にはしたくねぇんでぃ」
「随分自分に自信あんじゃねぇか・・自意識過剰野郎」
そう言って悪態をついているA。
総悟「何とで言いなせぇ。とにかくその日非番が欲しけりゃ今までにねぇ働きを見せたら考えてやってもいいなんて土方が言い出すもんだから・・真面目に反吐がでる程仕事してやったんでぃ。テメェも助かっただろい?」
「助かったのは助かったけど・・それを毎日やってくれないことには助からないから・・」
総悟「毎日やってただろうが」
「どうせ契約が成功したらサボるんだろ」
総悟「真面目にやったんでぃちょっとした休憩も人間には必要なんでさ」
「お前のはちょっとですまないから!!」
総悟「とにかくクソ真面目に仕事してた理由はわかっただろぃ?」
俺が話を元に戻す。
「わかったけどさ・・」
総悟「けど?」
「それがアンタが浮気した理由にならないんだけど・・」
総悟「まだそのことは話してねぇからな。つうか浮気してねぇって言ってんだろうが、勘違い女」
「なっ!!」
俺の発言に本気でイライラしているA。
総悟「それとテメェの言ってた甘ったるい匂いだが・・浮気じゃねぇが女の匂いだ」
「・・・・は?」
目の前のAはコイツ何言ってんだと冷たい目で見ているのがわかる。
総悟「だから女の匂いって言ってんだろうが」
「いや・・・あの・・いいですか?」
総悟「なんですかぃ?」
俺はいつものポーカーフェイスで問えば
「浮気してないって言ったよね?」
総悟「いいやした」
「でも匂いは女だって言ったよね?」
総悟「いいやした」
その瞬間俺の胸ぐらがおもいっきり掴まれたのがわかった。
「どこがしてないだこの浮気男ぉおお!!!自分で認めてんじゃねぇか。この最低野郎!!女の子の敵め!!」
総悟「おい、コラちゃんと話聞きやがれ」
「聞いてるわ。どこの女にほだされたんだこのヤロー」
少しだけ。
少しだけだがこんなに取り乱しているAを見るとニヤける。
だって目の前のAは俺の発言を聞いて嫉妬してるという事。
総悟「嫉妬してやす?」
バカにしたように言えば
「嫉妬して悪いか・・このヤロ・・」
なんて弱々しく言ってくるもんだから俺を煽る術を知っているコイツは本当に・・
186訓 この話の裏話は言ってはいけない*→←184訓 隠すには何かしら理由がある*
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沖田いずみ(プロフ) - おおのさん» コメありがとうございます(^ ^)リク使わせていただきます!!お待たせしますがお待ち下さい! (2016年12月13日 22時) (レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
おおの - いつも楽しく読ませていただいています!亀更新でも大丈夫なのでこれからも続けて言ってほしいです! そこで1つリクエストなのですが 総悟が主人公にドッキリを仕掛けてのloveが読んでみたいです。 (2016年12月13日 16時) (レス) id: 4f867c4ff2 (このIDを非表示/違反報告)
龍鹿(プロフ) - 原作沿いって良いですね!面白いです!頑張ってください! (2016年11月23日 11時) (レス) id: de7dc4b16d (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - 続編おめでとうございます! 遂に、4までいきましたね!これからも楽しみにしてます。更新頑張って下さい! (2016年10月19日 18時) (レス) id: 1847792d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田いずみ | 作成日時:2016年10月19日 14時