181訓 浮気した？してなくてもソレっぽいことはしてる＊ ページ36
山崎「あ、危ないじゃないですか！！」
冷や汗ダラダラで俺に抗議をしてくる山崎。
だが危ないもクソもない。
総悟「おい、もう一回聞きやすいが・・誰が浮気したって？誰が嘘ついてるって？」
山崎「だ、だから沖田・・ひぃぃぃいいい！！」
総悟「次言う言葉に気をつけろ？死にたくねぇならな」
と俺は刀の剣先を山崎の喉元に向ける。
山崎「す、すみません！で、でもAちゃんが言ってたから！！」
その山崎の言葉に俺は一瞬面食らった。
総悟「・・どうゆうことでぃ」
あのバカ。
いったい何を思って俺が浮気したって思ってるんだ？
総悟「答えなせぇ」
そう言って俺は刀をしまうと山崎の胸ぐらを両手で掴んだ。
山崎「た、隊長・・く、苦しいで・・す」
そう言われて答える前に山崎が天に召されそうになっているのに気づき手を離した。
この俺がんな事くれぇでムキになるとは。
山崎「・・ふぅ」
胸元と呼吸を整えた山崎は俺の目を見て言う。
山崎「沖田隊長。Aちゃん隊長が浮気してるって思ってますよ？」
総悟「だからその理由はなんでぃ。証拠もねぇし何より浮気なんて身に覚えねぇ」
俺が正直に言えば山崎は疑いの目で見てくる。
山崎「ホントですか？女の子は匂いに敏感なんですよ。沖田隊長の匂い甘ったるい匂いだったみたいですよ？」
総悟「は？」
意味がわからない。
山崎「今まで嗅いだことのない匂いが夜帰って来た隊長の服に付いてたんですって」
目の前の山崎がガチで引いた目で見てるのがわかる。
つまりバカはあの時起きていたと言うのか？
山崎「隊長。ホントの事を教えてください」
そう言われて甘ったるい匂いが付くなんてあり得ないと思いあの日を思い出す。
総悟「・・・あ」
思い出した俺は思わず間抜けな声が出た。
山崎「やっぱりですか・・」
心底呆れたと顔に書いてある山崎。
山崎「隊長、Aちゃんにちゃんと謝ってください」
そう言われた。
だが俺も謝るつもりはない。
総悟「謝らねぇよ」
山崎「え！？」
総悟「俺は浮気なんてしてねぇ無罪なんでね。勝手に勘違いしやがって」
山崎「勘違い？」
総悟「ザキ、Aは？」
山崎「わからないです・・」
俺はため息をつく。
多分このまま全て隠し通せば俺が浮気したままになる気がする。
総悟「ザキ、お前明日下僕決定な」
山崎「え！？な、なんでですか？」
総悟「俺を疑った罰でぃ」
山崎「えぇ！！！」
182訓 時間が空けば普通に接することもできなくはない＊→←180訓 死ぬ前には遺言を言わせてください＊
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沖田いずみ(プロフ) - おおのさん» コメありがとうございます(^ ^)リク使わせていただきます！！お待たせしますがお待ち下さい！ (2016年12月13日 22時) (
レス) id: 028374920b (このIDを非表示/違反報告)
おおの - いつも楽しく読ませていただいています！亀更新でも大丈夫なのでこれからも続けて言ってほしいです！ そこで１つリクエストなのですが 総悟が主人公にドッキリを仕掛けてのloveが読んでみたいです。 (2016年12月13日 16時) (レス) id: 4f867c4ff2 (このIDを非表示/違反報告)
龍鹿(プロフ) - 原作沿いって良いですね！面白いです！頑張ってください！ (2016年11月23日 11時) (レス) id: de7dc4b16d (このIDを非表示/違反報告)
紫蘭(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 遂に、4までいきましたね！これからも楽しみにしてます。更新頑張って下さい！ (2016年10月19日 18時) (レス) id: 1847792d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖田いずみ | 作成日時：2016年10月19日 14時
