【黒バス】キミとボクの見るセカイ

セカイ…6 ページ8

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「わぁ〜！綺麗っ！」









中に入るとそこには色とりどりなガラス細工が展示されていた。






赤に青、紫や緑…ガラスって水色一色だけかと思ってた…







17年間生きてきて、







私のまだ見たことのないセカイがこんな所にもあるんだ。







ガラス細工ってもっと地味かと思ってたけど、








すごい豪華で鮮やか…来て良かった。









「って、あれ⁉︎黒子君？」









周りを見ると黒子君がいなくなっていた。






が、







ちゃんと他のガラス細工を見ていた。








そのガラス細工は私と同じ黄色で、綺麗だと思った。








でも、どうして？







どうして黒子君はそんな辛そうな顔をするの？









「く、黒子君」




「あ、すみません。ついここのが目に入ってしまい」




「ううん！私の方こそごめんね」









黒子君は首を傾ける。






私は彼の真っ直ぐな目を逸らしながら口を開く。









「疲れている様に見えたから迷惑だったでしょ？」





「……はい、すっごく迷惑です」





「え」









ねぇ、黒子君。






どうして君は…今度は笑ってるの？







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