4話 ページ5
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『ジェイド！』
美しいターコイズブルーの髪の揺らしながら、次々と襲いかかってくるサバナクロー生を殴り気絶させている。
ジェイド「ふふ、遅いですよ」
ドガッ
一見楽しそうに見える彼だが、やっていることは喧嘩。というよりも先ほど彼が言っていた“弱い者いじめ”とさほど変わらない。というかニコニコしながら三人相手をフルボッコにするところが恐ろしい。
しばらくすると、サバナクロー生はすっかり床でのびでいた。そして汚いと言わんばかりに使っていた手袋を外し、新しいのを手に嵌め始めると、彼はようやく俺に気付いた。少し驚いた表情をした後、またいつものようにニコニコした表情に戻る。
ジェイド「おや、Aさんじゃないですか。……ふふ、これは対価が期待できますね」
『ヒェ…』
突然現れて助けてもらったと思ったら、助けてやったからその対価を払って？
後輩ながら恐ろしいと思う。というかオクタヴィネルがそもそも恐ろしい。アズールは露骨だしさ。
あ、でもフロイドはまぁ…普通に可愛い後輩だ。飴を渡したら喜ばれるから。
それはそうと、俺払える対価なんかないぞ？
ジェイド「そんなに怯えないでください。簡単な対価ですので」
『…何』
ジェイド「僕と一緒にランチでもしましょう」
え？
・
ヴィルside
ヴィル「……嫌な予感がするわ」
寮長会議を終え、スタスタと大食堂に向かう。Aによくない事が起きる悪い予感がする。
A自身は自覚がないけれど、彼は正真正銘の美青年だ。私の隣を歩いても見劣らないほどに。そして天然で無防備で、純粋。
そんな純粋な子を今まで何年間守ってきたのだろう。物心着いた時からだから、よく覚えていないわ。
彼は容姿を含め、人の目を惹きやすい。だから彼に虫のように沢山の輩が寄ってたかる事が多い。
純粋なAを虫がよってたかるなんて絶対に許さない。彼に合う人じゃなきゃ、アタシは絶対に認めてなんかやらないわ。
努力をしない者
彼の才を認めない者
ステータスとして友達になりたい者
彼はきっと知らないけど。アタシはそんな人から守ってきたつもりだった。
なのに……
ジェイド｢おや、ヴィルさんじゃないですか｣
『ヴィル……?』
ヴィル｢なんで、アンタがいんのよ」
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颯(プロフ) - めっちゃ好きです。。。ルークがガチで好きです。んで、推しと好きな人を同じにしないで欲しいのめっちゃわかります。更新待ってます。頑張って下さい！ (2022年5月6日 13時) (
レス) @page8 id: 9d001ea5ef (このIDを非表示/違反報告)
普女子(笑)(プロフ) - トルアさん» ありがとうございます (2020年10月26日 18時) (レス) id: 8c3f5b9543 (このIDを非表示/違反報告)
トルア(プロフ) - おぉー、好きです！ (2020年10月25日 0時) (レス) id: f58423d5c3 (このIDを非表示/違反報告)
普女子(笑)(プロフ) - れーんーりーさん» ありがとうございます(^ ^) (2020年9月27日 16時) (レス) id: 8c3f5b9543 (このIDを非表示/違反報告)
れーんーりー - 好きです！好きです！ (2020年9月27日 7時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：普女子(笑) | 作成日時：2020年9月4日 18時
