愛と歌声を失った少女【暗殺教室】 (ページ5)

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承諾した理由は二つ

教師として毎日教室に来るなら監視が出来る

何よりも30人もの人間が……
至近距離からこの生物の殺すチャンスを得る！！

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((パン))

？先生「……中村さん

暗殺は勉強の妨げにならない時にと言ったはずです」

中村「すいませーん」

？先生「罰として後ろで立って受講しなさい」

なぜこんな怪物がE組の担任に？
なぜ普通の中学生が暗殺を？

そんな声は烏間の一言でかき消された

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烏間「成功報酬は百億円！」

「(￥！？)」

突然の一言
それは暗殺に成功した時の金額が想像出来ないものだ

冗談ではなく、地球を救う事としては当然の額なのだからだ

それぞれが目を丸くし、お金の単位になっているなかAは全く動じない

烏間「幸いな事にこいつは君達をナメ切っている

見ろ
緑のしましまになった時はナメてる顔だ」

前原「(どんな皮膚だよ！？)」

生物はニヤニヤしながら顔に緑のしましま模様にしている

？先生「当然でしょう
国が殺れない私を君達が殺れるわけがない

最新鋭の戦闘機に襲われた時も…
逆に空中でワックスをかけてやりましたよ」

渚「(だからなぜ手入れする！？)」

そのスキをあわよくば突いてほしいとのこと
そして支給されたのは生物に効く弾とナイフだ

この教室での出来事は家族はもちろん友人には
絶対に秘密だ

時間は限られている
地球が消えれば逃げる場所がどこにもないのだから

？先生「そういう事です

さあ皆さん
残された一年を有意義に過ごしましょう！」

それぞれが目的を持つなかでAはどうでもいいかのように窓の外を見ていた

A「(百億円の超生物を殺す…
どうでもいい…

いっそのこと地球を今すぐにでも爆発してくれたらいいのに…)」

これが彼女らE組が暗殺教室となった経緯だ

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((キーンコーンカーンコーン))

？先生「昼休みですね

先生ちょっと中国行って麻婆豆腐食べてきます

暗殺希望者がもしいれば携帯で呼んで下さい」

教室にいる生徒に一言伝えると窓からマッハ20で
中国まで飛んで行った

？「えっと…マッハ20だから…」

渚「麻婆の本場四川省まで10分くらい」

女子の学級委員の片岡が計算をしているなか、
渚が答える

前原「確かにあんなもんミサイルでも落とせんわな

しかもあのタコ音速飛行中にテストの採点まで
してるんだぜ？」

中村「マジで！？」