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一番の驚き ページ6

『一ノ瀬戻りました!』



Aが帰ったのは選手たちが昼休憩を終え、午後の練習の支度をしているときだった。



高島「おかえりなさいAちゃん」

太田「久々の稲実はどうだった?」

『相変わらず手強そうな選手ばかりでしたよ。新入生が入ったっていってもレベルは全然上です』

太田「やはり今年も立ちはだかるのか稲実!」

落合「ウチものんびりしてられませんよ」

太田「けど今年は青道も良い選手たちが全国から集まってるじゃないですか!これならきっとあの成宮にも勝てるんじゃないですか!?」

落合「甘いですよ部長さん」

太田「えぇ!?」



2人のやりとりの最中、窓からグラウンドをのぞいていた監督がこちらに向き直った。



片岡「それで、国友さんからの要件は何だったんだ?」

『...やはり東京選抜チームのサポートをやって欲しいとの申し入れでした。大まかなスケジュールと選手名簿も貰っています』


名前)は受け取った書類を鞄から取り出す。



片岡「お前の答えは決まったのか?」



監督の問いに3人はじっとAを見つめる。Aは少し黙り込んだ後、



『...はい。引き受けよう思います』

「「「!!」」」



真っ直ぐな視線を向ける。



片岡「本当にいいのか?ただですら忙しいのに更なる負担がかかることになるんだぞ?」

『でも、こんな機会滅多にないと思うんです。研修生としても凄く良い勉強になりますし!』

落合「確かに。こんなに多くの高校が一点に集まることなんて今後ないかもしれないな」

『はい。癖の強い選手たちをマネジメントできるチャンスだと思ってます』

片岡「...そうか。わかった。今後のスケジュールを見て練習内容を調整しよう」

『ありがとうございます!』



Aは笑顔で頭を下げる。



高島「そうとなれば入学手続きと選手登録を急がなくてはいけませんね」

片岡「そうだな」

『え?』

部長「明日、私が校長のところに行って話をまとめてきますよ!」

『ちょ、ちょっと待ってください!入学手続きってなんのことですか?』




目の前のやりとりに頭がついていかない。



高島「なにって、あなた来週からまた生徒として学校に通うことになってるでしょ?」

『はぃい!?』

太田「え!?まさか一ノ瀬、知らないのか!?」

『知りませんよ!!なんでまた学校に行くことになってんですか!?』

高島「なんでも何も、あなたのお兄さんから言われたのよ」

『なにそれ!!?』



今日一番の驚きだった。

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うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか? (4月3日 5時) (レス) id: e83d5f7d48 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか? (2020年3月27日 11時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 楽しみに待ってます! (2019年11月21日 14時) (レス) id: 568da0b90a (このIDを非表示/違反報告)
ひなみ(プロフ) - ももかさん» ありがとうございます!ももかさんの言葉が続編への決意を固めてくれました。これからもよろしくお願いします! (2019年11月17日 17時) (レス) id: 95f3734f75 (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 待ってました!!更新頑張って下さい!! (2019年11月17日 0時) (レス) id: 568da0b90a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sum | 作成日時:2019年11月16日 8時

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