【黒バス】夢見る少女じゃいられない【短編集】

双子 . 緑間様 & 宮地様 @ カトリーヌ。 ページ24

桃音様リクエスト
カトリーヌ。が書かせていただきました






周りからはよく羨ましがられた。
あんな弟ほしい、とかAの弟はカッコいいから良いよね、とか。
耳を塞ぎたくなるほど、涙が出そうになるほど。
周りからの目が痛く怖かった。



『緑間ァ！てめ、なんだそれは！』

『…只のラッキーアイテムですが』

『只のじゃねーだろ、轢くぞ！』

『宮地先輩…』



いっつも 弟 を見て。
私自身 を見てくれる人なんて、ほんの一握り。
私は オマケ 、弟に近づくための 道具 。

… お人形さん 。



『A、お前はさっさとドリンク作れ』

『真太郎いじめないでください』

『いじめてねーよ』

『宮地さん、Aに近づかないでください』

『なんだこの双子』



嬉しかった。

この先輩は、ここの人達は、ちゃんと私を見てくれて。
緑間真太郎の姉でなく、緑間Aと。

人として、ただの双子として。
偶然同じ腹から同じ時に出てきただけだろ、って言ってくれたから。



『A、宮地さんに何かされたら俺に言うのだよ』

『真太郎こそ何か言われたら私に言ってね』

『木村ァ、この双子轢いていい？』

『暴力反対です』

『無視するのだよ』

『お前らまじで轢く』



こーやって笑えるのも、彼らのおかげ。


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こんな感じで良かったですかね…。


ここの更新梓とぽんずに頼りっぱなしでした。スイマセン((

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高嶺の花 . 降旗様 @ ぽんず→←どっちと . 黒子 ＆ 桜井様 @ ぽんず

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