【黒バス】夢見る少女じゃいられない【短編集】

私の分まで . 青峰様 @ カトリーヌ。 ページ19

ルナルナ様リクエスト
カトリーヌ。が書かせていただきました。






『ね、大輝』

『あー？』

『高校でもバスケするんだよね』

『…当たり前だろ』



バスケの推薦だっつっーたろーが。
不満げに話す君の横顔が、何故か少し嬉しそうで。
それでも複雑な表情を浮かべている辺り、まだ迷っているのだろうか。



『…私はね、バスケやめるんだ』

『……は？』

『…新しい土地では、新しいこと始めようと思って』

『ふーん』

『興味無いでしょ』

『あるある』



本当？と真意を問えば、目線がバッチリあって。



『俺、お前のバスケしてるとこ好きだった』

『…私も、大輝のバスケしてるとこ好きだったよ』

『すっげぇ楽しそうで』

『すっごく楽しそうで』

『お前の3P、綺麗だった』

『大輝のシュートフォーム、カッコ良かった』



見事に重なった声。



『……ふふっ』

『…何笑ってんだよ』

『楽しかったなぁと思って』



そう微笑むと、やっと笑ってくれた。
…流れ出しそうな、君の涙を拭うことは出来ないけど。



『ババァみたいなこと言ってんじゃねーよ』

『じゃあ大輝はジジィだね』

『うるせぇ』



こんな会話も、今日で最後。
だんだん薄くなる影。淡い光を纏うカラダ。



『………私の分まで楽しんで』

『…っ、A』



ずっと、見守ってるから。


私の分まで、



『…ちゃんと生きてね』


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死ネタごめんなさい。
お気に召さなかったらコメント欄までお願いします、ぽんずに書き直させますので。
梓はダメですね、あいつも死ネタ書きよる((



4月1日、エイプリルフール。
前の部屋とワイシャツと私で赤司様の書きましたが、今日中にエイプルネタ書けたら良いな…という願望。

あ、ちなみに私は梓とぽんずを騙しましたよしっかりと((
2人共引っ掛かってくれました。単純なのか素直なのかバカなのか。
…バカですね(^p^)

4月1日 . 実渕様 @ ぽんず→←仮・修羅場 . 実渕様 @ カトリーヌ。

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