悪戯好きの双子と悪戯好きの少女

嫉妬3 ページ37

準備は整った




これまでの間、あの双子と距離を置くのは大変だったがそれもこれまで




さぁ、反応が楽しみだ




｡.･◆･.｡*†*｡.･◆･.｡*†*｡.･◆･.｡




貴「フレッド、ジョージ」




何だか名前を呼ぶのも久しくて、少し照れる




2人はものすごい勢いでまた僕に抱きついてきた




もちろんまた支えきれず倒れた




フ＆ジ「お前またなのか！？」




貴「あはは、まただよ」




2回目にもなると面白いな←




貴「今回はね、2人にプレゼントがあるんだ。」




そう、今回は2人にプレゼントを用意している。そのために避けていた。と言うかバレたくなかったからね。




貴「さあ、どうぞ」




ズイ、と2人に小さな箱を押し付けた。2人は何だかよく分かっていないけれど、まあ、いいや




貴「開けていいよ」




2人はゆっくり、割れ物を扱う様に慎重に開けた。別にそこまでしなくても、爆発も何も無いのに←




フ＆ジ「え、これって…マフィン？？？」




あはは、間抜けな顔←



そう、実はここ数日ただマフィンを作っていた←




この前の双子離れに罪悪感を感じて、セドリックとマーモに手伝ってもらって作った。




何せ料理なんてしないから大変だった。包丁は使わないけれど粉の分量を間違ったり焼いてるの忘れて焦がしたり…




お陰で予定より時間がかかってしまった




貴「この前の二人を見て罪悪感を感じてね、セドリックとマーモに手伝ってもらって作ったんだ。味は中々いけるよ」




すると、2人は突然泣き出した←




フ「よかったああああ！！！嫌われたわけじゃなかったああああ！！」




ジ「もう一生避けられるのかと思ったあああああ！！」




貴「君たち大袈裟だよね」←




こうして、2人はうまいうまいとマフィンを食べてくれ、平和に終わった←

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