輝いていてー2ー【名前変換オリジナル】

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「夏休みだぁぁ!!」

「愛音の夏休みの予定は？」

「部活!!遊び!!」

「さすがだねー」




夏休み直前のHRが終わると、

とてつもない解放感。




「でも最近A先輩に会えてないんだよなぁ


私の癒し……Aせんぱーい…」



「あー、いつも言ってる先輩？」

「そうなの!!




特進科なのに全然威張ったりしないし、


すっごく優しいし、


いつもはあんまり笑わないんだけど、
たまに笑ったときの笑顔が可愛くってね？


それに天然で…」


「あ、先輩じゃん。」


「まじで!?」



慌てて教室から身を乗り出して外に目を向ける。




カバンを持って、
A先輩が帰るところがみえた。




「Aせんぱ…」

「…え、何？」




声をかけようとしたけど、できなかった。




「Aー、明日のことなんだけど…」





「な、にあれ……」






思わずそんな心の声が漏れた





「え、あれって荒垣來先輩じゃん、」

「それは知ってるよ!!」




なんでA先輩と一緒に…





「…え、荒垣先輩とそのA先輩って、付き合ってるの？」





…友達が言うのもわかる。




だって、あの荒垣先輩、
あんな風に笑ったところ見たことないし…




恋してます感が…




(いやいや、
でもお兄ちゃんといい感じだったはず…

お泊まりのとき、いい感じのままバイトに…)



(…ん？
そういえばお兄ちゃん、

バイトから帰ってきたとき
表情が暗かったような…)





「…え？嘘でしょお兄ちゃん。」




「何急に。」




「あ、部活!!!」





とりあえず家に帰ってから
お兄ちゃんを問いただすことにした。







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