未来がみえる少女 弐 【鬼滅の刃】

第捌拾話 ページ38

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【全身訓練】



合図で炭治郎とカナヲが走り出す



炭治郎「(追えてる！！ちゃんとあの子を追えてる！！ついて行けれてる！！)」



かなり気合を入れないとまだ一日中全集中の呼吸はできないけど
全集中の呼吸を長くできるようになればなる程基礎体力が上がるんだ



俺の体は変わった！！
早く刀を振りたいこの手で
日輪刀を！！



ガシッとカナヲの腕を掴み炭治郎は初めてカナヲを捕まえることが出来た





【反射訓練】



前より比べ物に成らないほどの速さでカナヲとAはいい勝負をしていた



A「(ううう！！気を緩めちゃ駄目！！気を緩めちゃ駄目！！)」



そしてAの方が早く湯飲みを取ることが出来た



A「(抜けた！！このまま＿＿！！)」



A『この薬湯くさいよ、かけたら可哀想』←理性



コトンとAはカナヲの頭の上に薬湯を置いた



すみ「勝ったーーー！！」



きよ「勝ったのかな？」



なほ「かけるのも置くのも同じだよ！」



A「勝った！！勝ったよ炭治郎くん！！」



炭治郎「嗚呼！！」



Aは嬉しさのあまり炭治郎に抱きついた
炭治郎もそれを笑顔で受け止め二人で喜びを噛み締めていた



その一方で今の二人を見た善逸と伊之助は危機を感じていた



「「(やばい)」」

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