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第漆拾弐話 ページ26

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夕方炭治郎とAはとある一室に来ていた
炭治郎は窓にあるカーテンを閉め部屋を暗くする



炭治郎「これでもう大丈夫だ!この部屋は禰豆子が使ってくれていいって」



炭治郎はAが座っているベットに腰かけた
禰豆子は箱から出て来て二人を見た



炭治郎「禰豆子、A山では俺を守ってくれてありがとう」



A「うん」



炭治郎「二人だけじゃなくて鱗滝さんも冨岡さんも俺たちのために命を掛けていてくれただなんて

みんなの世話になりっぱなしで俺もっと強くならなきゃ

今日だってお館様に俺とAと禰豆子の命助けてもらったようなものだからな」



A「炭治郎くんは一人で何でも背負いすぎだよ」



炭治郎「A……」



A「もう長男だからって無理しないで

炭治郎くんには頼れる仲間がいるでしょ?

善逸くんに伊之助くん、もちろん私と禰豆子ちゃんも」



炭治郎「ありがとう。でもAも!もうあんな無茶はしないでくれ」



炭治郎はAの腕を見ながらそう言った



A「あのときは……体が勝手に動いて……」



Aは炭治郎に嘘をついた


Aは炭治郎に自分が未来がみえることを言うつもりはないらしい
炭治郎は匂いでAが嘘をついていることは直ぐに分かったがAの顔を見て詮索するのはやめた



Aは炭治郎から目を反らし「言いたくない」と顔に書いてあるくらい分かりやすい顔をしていた
炭治郎はAの頬に手をやり少し悲しい顔で言った



炭治郎「女の子なんだから体は大事にしないと」



A「それは無理だよ、今の私の実力じゃ怪我をせずに鬼を倒すなんて」



Aは自分の頬にある炭治郎の手に自分の手を添えた



A「だから私も今よりもっと強くなるね。私が二人を絶対に守るから」



Aは微笑んでそう言った



炭治郎「……」



炭治郎はゆっくりAの方に顔を寄せる
Aもそれに気づくがその場を動かずにじっと炭治郎を見つめた



そしてどちらかが動けば互いの唇が当たるという距離まできて___



禰豆子「ム〜………」



「「!!?」」



禰豆子の声で二人は驚き距離をとる



禰豆子はいつの間にか寝ていてさっきの声は寝言だったみたいだ



炭治郎「(何を考えているんだ俺は!!Aは妹……なのに……)」



A「(今何しようとしてたの?それに凄い鼓動が早い、顔が赤い……この気持ちはなに?)」




二人は自分の想いに気づくことができるのでしょうかね?

番外編『クリスマス』→←第漆拾壱話



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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎   
作品ジャンル:アニメ
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三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時

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