未来がみえる少女 弐 【鬼滅の刃】

第陸拾肆話 ページ18

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炭治郎「……俺たちの家族は鬼になりました

だけど人を喰ったことはないんです

今までもこれからも人を傷つけることは絶対にしません」



伊黒「くだらない妄言を吐き散らすな

そもそも身内なら庇って当たり前

言うこと全て信用できない。俺は信用しない」



非鳴嶼「あああ……鬼に取り憑かれているのだ。早くこの哀れな子供を殺して解き放ってあげよう」



炭治郎「聞いてください！！俺たちは禰豆子を治すために剣士になったんです！！」



A「そうです！禰豆子ちゃんが鬼になったのは二年以上前のことでその間禰豆子ちゃんは人を喰ったりしてない！！」



宇随「話が地味にぐるぐる回ってるぞアホが

人を喰ってないことこれからも喰わないこと

口先だけでなくド派手に証明してみろ」



A「私は稀血です！！

しかも禰豆子ちゃんの前で怪我もして血も流しています！！

その中でも禰豆子ちゃんは私を喰ったことは一度もありません！！

これでは証明になりませんか！！」



その言葉に宇随は黙り込む
それを見たAは



A「(行ける！！このまま説得すれば……ッ！！)」



Aがまた口を開こうとしたその時
ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｯっと頭の中に映像が流れた



A「！！(何でこんな時にッ！！)」



そう思ったがAは未来がみえた瞬間青ざめた



「オイオイ何だか面白いことになってるなァ」



「困ります不死川様！どうか箱を手放してくださいませ！！」



不死川「鬼を連れてた馬鹿隊員どもはそいつらかいィ。一体全体どういうつもりだァ？」
風柱・不死川実弥



甘露寺「(不死川さんまた傷が増えて素敵だわ)」



「胡蝶様、申し訳ありません……」



しのぶ「不死川さん勝手なことをしないでください」



甘露寺「(しのぶちゃん怒ってるみたい珍しいわねカッコイイわ)」



不死川「鬼が何だって？坊主ゥ
鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ？
そんなことはなァ」



A「……ッ」



不死川「ありえねぇんだよ馬鹿がァ！！！」



A「……んぐっ！！！」



皆「「「！？」」」



Aは不死川が禰豆子を刺す未来をみてその未来を変えようとした



不死川が刺す前に木箱を取り上げようとしたが
少しAの行動が遅くそれは間に合わずAの腕は不死川の刀により貫通しており
禰豆子が入っている木箱にも刀は入っており木箱から血が垂れる



それを見た炭治郎は不死川に突っ込む

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