第陸拾壱話 ページ15
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「さぁ冨岡さんどいてくださいね」
冨岡「俺は嫌われてない」
「「「………」」」
「あぁそれ……すみません、嫌われている自覚が無かったんですね。余計なことを言ってしまって申し訳ないです」
わざとなのか女性は煽るように言った
それに何も返さない冨岡
炭治郎とAは焦る
「坊やお嬢さん」
「「はいっ」」
「坊やたちが庇っているのは鬼ですよ。危ないですから離れてください」
炭治郎「ちっ……!違います!!いや違わないけど……あの妹なんです!!」
A「私の姉でもあるんです!!……た、確かに姉は鬼だけど……そのまだ人は食べてなくて!!」
「まぁそうなのですか、可哀想に。では__……苦しまないよう優しい毒で殺してあげましょうね」
その言葉に二人は動揺する
冨岡「動けるか」
「「!!」」
冨岡「動けなくても根性で動け。家族を連れて逃げろ」
「坊やはまだしもお嬢さんはそれ以上動くと怪我が悪化しますから辞めておいた方がいいですよ」
Aはそれを言われて顔を歪める
正直走れる気がしないとAは思うが
それでも禰豆子が殺されるところを想像すれば
怪我の痛みなんてAにとってはどうでもよかった
Aは炭治郎の方を見て頷いた
炭治郎「冨岡さん……すみません!!ありがとうございます!!」
A「……ッ!!」
炭治郎が禰豆子を横抱きにして二人は駆け出した
「これ、隊律違反なのでは?」
冨岡「……」
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三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時