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第陸拾話 ページ14

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累「次から次に!!僕の邪魔ばかりする屑共め!!」



__血鬼術・刻糸輪転



冨岡に向かって無数の糸が迫る



冨岡「全集中・水の呼吸……拾壱ノ型_凪」



累の放った糸は冨岡の間合いに入った途端ばらけた



累「最硬度の糸を……斬られた?そんなはずはない!!もう一度……」



累はもう一度攻撃しようと手の平を冨岡に向けるが
血鬼術を発動する前に冨岡は累の頚を斬った



鱗滝の技は拾まで拾壱ノ型は義勇が編み出した義勇だけの技
凪とは無風状態の海のこと
海水は揺れず鏡のようになる
義勇の間合いに入った術は全て凪ぐ、無になる



累の体は炭治郎たちのいる方に向かって歩いていく
だが炭治郎たちのいる目の前で転んでしまった



炭治郎「(小さな体から抱えきれない程の大きな悲しみの匂いがする……)」



A「(これがこの子の過去……なんて悲しい過去なの……)」



二人は累の体に手を置いた
しばらくするとボロボロと消え着物だけが残った
冨岡はその残った着物を踏みつけた



冨岡「人を喰った鬼に情けをかけるな

子供の姿をしていても関係ない

何十年何百年生きている醜い化け物だ」



炭治郎「殺された人たちの無念を晴らすためこれ以上被害者を出さないため……

勿論俺たちは容赦なく鬼の頚に刃を振るいます

だけど鬼であることに苦しみ、自らの行いを悔いている者を踏みつけにはしない

鬼は人間だったんだから

俺たちと同じ人間だったんだから」



A「この足をどけでください

醜い化け物なんかじゃない

鬼は虚しい生き物です。悲しい生き物です」



冨岡は三人の顔を見て驚いた



冨岡「お前たちは……」



だが冨岡は"何か"に気づき"誰か"から守るように刀を振るった



「あら?どうして邪魔するんです冨岡さん」



その人に対して三人を守るように前に出る冨岡



「鬼とは仲良くできないって言ってたくせに何なんでしょうか。そんなだからみんなに嫌われるんですよ」



そこに居た人は蝶の髪飾りをつけた綺麗な女性だった

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎   
作品ジャンル:アニメ
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三月の専属ストーカーなつめみく - 【速報】累推しのワイ、婚約者でもいいよと言われ大歓喜(鬼滅イケメン箱推し) (10月23日 12時) (レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - スクールみきのさん» ありがとうございます!そう言って頂けて安心しました!!(*^▽^*) (2020年1月11日 20時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - お話最高すぎます!炭治郎のシーンを夢主さんにしたのもめちゃくちゃいいです! (2020年1月11日 19時) (レス) id: 90e03cc852 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆき | 作成日時:2019年12月1日 17時

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