未来がみえる少女 弐 【鬼滅の刃】

第伍拾漆話 ページ11

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累「血鬼術・刻糸牢」



炭治郎の前に大きな蜘蛛の巣が現れた



累「もういいよお前は、さようなら」



炭治郎「(だめだ、この糸は斬れない！！

まだ回転が足りない！！

さっきの糸とはまるで違う匂いだ

絶対に負けるわけにはいかないのに

死ぬ……負ける！！！！

死……)」



死の直前に人が走馬灯を見る理由は
一説によると今までの経験や記憶の中から迫りくる"死"を回避する方法を探しているのだという



炭治郎「(父さん……)」



「炭治郎、呼吸だ。息を整えてヒノカミ様になりきるんだ」









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葵枝「炭治郎、ほらお父さんの神楽よ

うちは火の仕事をするから怪我や災いが起きないよう

年の始めは"ヒノカミ様"に舞いを捧げてお祈りするのよ」



炭治郎「父さんは体が弱いのにどうしてあんな雪の中で長い間舞を舞えるの？俺は肺が凍りそうだよ」



「息の仕方があるんだよ

どれだけ動いても疲れない息の仕方

正しい呼吸がで切るようになれば炭治郎もずっと舞えるよ

寒さなんて平気になる

炭治郎この神楽と耳飾りだけは必ず途切れさせず継承していってくれ"約束"なんだ」









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炭治郎「ヒノカミ神楽＿＿円舞！！！！」



炭治郎の刀から炎がでた



炭治郎「(見えた！！

今まで見えなかった隙の糸！！

"腕だけなら"首まで届く！！！

ごめん、父さん

今やらなければ禰豆子とAを守らなければ！！

たとえ相討ちになったとしても！！！！)」

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