第拾捌話 ページ20
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真菰「錆兎、炭治郎とA勝てるかな？」
錆兎「わからない、努力はどれだけしても足りないんだよ。知ってるだろうそれはお前も」
＿＿＿＿
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「狐共、今は明治何年だ？」
炭治郎「……今は大正時代だ」
炭治郎くんがそう言うと鬼は叫びだした
「まただ！！また！！俺がこんな所に閉じ込められている間に
アァアアァ！！許さんん許さんんん！！
鱗滝め！鱗滝め！鱗滝め！鱗滝め！」
A「鱗滝さんを知ってるの！？」
「知ってるさぁ！！俺を捕まえたのは鱗滝だからなぁ！
忘れもしない四十七年前！アイツがまだ鬼狩りをしていた頃だ！
江戸時代……慶応の頃だった」
え、江戸時代！？
少年「嘘だ！！そんな長く生きてる鬼はここにはいないはずだ！
ここには人間を二・三人喰った鬼しか入れてないんだ！
選別で斬られるのと鬼は共喰いするからそれで……」
「でも俺はずっと生き残ってる藤の花の牢獄で五十人は喰ったなぁガキ共を」
炭治郎「(五十人！！)」
そういえば鱗滝さんが……
＊＊＊＊
鱗滝「覚えておけ、基本的に鬼の強さは人を喰った数だ」
炭治郎「たくさん喰べたら強くなるんですか？」
鱗滝「そうだ、力は増し肉体を変化させ妖しき術を使う者も出てくる」
＊＊＊＊
「十二……十三でお前たちで十四、十五だ」
と指を指される私と炭治郎くん
炭治郎「何の話だ！」
「俺が喰った鱗滝の弟子の数だよ。アイツの弟子はみんな殺してやるって決めてるんだ」
クスクスと笑いながら鬼は言った
「そうだなぁ、特に印象に残ってるのは二人だな。あの二人
珍しい毛色のガキだったな一番強かった。宍色の髪をしてた口に傷がある
もう一人は花柄の着物で女のガキだった
小さいし力も無かったがすばしっこかった」
炭治郎「！！！！」
A「う、そ……」
鬼が言った特徴は私たちに稽古をつけてくれた"錆兎"くんと"真菰"ちゃんのことだった
「目印なんだよ、その狐の面がな
鱗滝が掘った面の木目を俺は覚えてる
アイツがつけてた天狗の面と同じ掘り方
"厄除の面"とか言ったか？それをつけてるせいでみんな喰われた
みんな俺の腹の中だ。鱗滝が殺したようなもんだ
これを言った時女のガキは泣いて怒ってたなぁ
その後すぐ動きがガタガタになったからな
手足を引き千切ってそれから」
A「黙れ！！！」
我慢の限界だった
私は怒りに溺れて伸びてきた手を無我夢中で斬り裂いた
それは炭治郎くんも一緒だった
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みゆき(プロフ) - 礼暢さん» ご指摘ありがとうございます！前に誤字脱字を直したのですが見逃しがあったみたいです。大変申し訳ございません。すぐに直します (2023年2月20日 17時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
礼暢(プロフ) - 第玖話の29行目30行目32行目辺りの炭治郎のろうの字が�討砲覆辰討泙靴燭� (2023年2月20日 17時) (レス) @page11 id: b13cdf956e (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - cherryamum34さん» 返事が遅くなり大変申し訳ございません！！ご指摘ありがとうございます！こちらの都合で申し訳ないのですが出来るときに誤字脱字を少しずつ直していきますのでご了承下さい (2020年12月8日 8時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
cherryamum34(プロフ) - 第肆拾弐話の伊之助の紹介？部分に5人目の合格者とありますが、それは原作の中であってこれは夢小説なので主人公を入れれば6人目の合格者となるのでは？話自体は面白いのですが、ちょっと誤字脱字等が散見されます。もう一度見直してみてはいかがでしょうか。 (2020年12月7日 22時) (レス) id: 3b26f91dd5 (このIDを非表示/違反報告)
cherryamum34(プロフ) - 第玖話の炭治郎の郎が【朗】になってるところがありました。 (2020年12月7日 9時) (レス) id: 3b26f91dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2019年10月7日 22時
