第拾漆話 ページ19
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【藤襲山】
A「すごい綺麗……」
あたりは一面藤の花がたくさん咲いていた
炭治郎「咲く時期じゃないはずなのに」
藤の花に見惚れながら階段を上がると年の近い子たちが大勢いた
炭治郎「(こんなにいるのか……)」
「「皆さま今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます」」
と二人の女の子が言った
白髪の子「この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり外に出ることはできません」
黒髪の子「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます」
白髪の子「しかしここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼共がおります」
黒髪の子「この中で七日間生き抜く。それが最終選別の合格条件でございます」
「「では行ってらっしゃいませ」」
周りの人がどんどん進んでいく
私は少し恐怖を感じていた
震える手をｷﾞｭｯと握りしめる
ｽｯ
A「！炭治郎くん……」
炭治郎「大丈夫だ、Aは必ず俺が守るから」
その手を炭治郎くんが優しく握ってくれた
きっと匂いで私が恐怖を抱いていることを感じ取ってくれたんだ
A「うん」
私はこの言葉が嬉しくて微笑んで頷いた
そして私たちは一緒に駆け出した
「オイオイてめぇは向こうに行け、俺が稀血の女を喰う」
「いや貴様が失せろ」
「稀血は俺の獲物だ！お前はそっちの男を喰え」
「黙れ！！」
「先に
「久方振りの人肉だ！！」
2人の鬼が私たちに襲い掛かってきた
炭治郎「全集中・水の呼吸＿肆ノ型"打ち潮"」
A「すごい……！」
炭治郎「(斬れた、鬼に勝てた。強くなってる……鍛練は無駄じゃなかった、ちゃんと身についた)」
炭治郎くんが斬った鬼は跡形もなく朽ちていった
私たちは手を合わせた
A「(成仏してください)」
すると突然炭治郎くんが鼻をつまんだ
A「？」
炭治郎「(何だその腐ったような匂いは)」
その時男の子が叫びながら走ってきた
「何で大型の異形がいるんだよ！！聞いてないこんなの！！」
そこにいたのはたくさんの手を持った大きな鬼だった
鬼は手を伸ばし走っていた男の子の足を掴んだ
助けなきゃ！！！
炭治郎「水の呼吸＿弐ノ型"水車"」
私が動く前に炭治郎くんが助け出した
鬼は私たちに気づくと嬉しそうに笑った
「また来たな、俺の可愛い狐が」
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みゆき(プロフ) - 礼暢さん» ご指摘ありがとうございます！前に誤字脱字を直したのですが見逃しがあったみたいです。大変申し訳ございません。すぐに直します (2023年2月20日 17時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
礼暢(プロフ) - 第玖話の29行目30行目32行目辺りの炭治郎のろうの字が�討砲覆辰討泙靴燭� (2023年2月20日 17時) (レス) @page11 id: b13cdf956e (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - cherryamum34さん» 返事が遅くなり大変申し訳ございません！！ご指摘ありがとうございます！こちらの都合で申し訳ないのですが出来るときに誤字脱字を少しずつ直していきますのでご了承下さい (2020年12月8日 8時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
cherryamum34(プロフ) - 第肆拾弐話の伊之助の紹介？部分に5人目の合格者とありますが、それは原作の中であってこれは夢小説なので主人公を入れれば6人目の合格者となるのでは？話自体は面白いのですが、ちょっと誤字脱字等が散見されます。もう一度見直してみてはいかがでしょうか。 (2020年12月7日 22時) (レス) id: 3b26f91dd5 (このIDを非表示/違反報告)
cherryamum34(プロフ) - 第玖話の炭治郎の郎が【朗】になってるところがありました。 (2020年12月7日 9時) (レス) id: 3b26f91dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2019年10月7日 22時
