第拾陸話 ページ18
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どうしたらあんなに速く動けるんだろう？
刀を振った先にはもう真菰ちゃんはいない
真菰ちゃんを目で捉えることすら出来ない
それでも……
A「真菰ちゃん！もう一回ッ……」
＿＿＿
＿＿
＿
半年が経ってその日も私たちが挑みに行くと二人は真剣を持っていた
A「今度こそ……」
真菰「……」
錆兎「半年でやっと男の顔になったな」
炭治郎「今日こそ勝つ」
真正面からの勝負は単純
より強くより速い方が勝つ
勝負は一瞬で決まった
私の刀が初めて真菰ちゃんより速く
真菰ちゃんの頚元に私の刃が届いた
炭治郎くんの方を見れば錆兎くんのお面が斬られ落ちていた
私たちが勝ったとき2人は笑っていた
泣きそうな嬉しそうな安心したような笑顔だった
真菰「……勝ってね、炭治郎、A。"アイツ"にも」
気づくと2人は消えていて真菰ちゃんの頚元にあった筈の私の刀は岩を斬れていた
炭治郎くんも同様
４等分になった岩がそこにあった
鬼の急所は頚
しかし通常の刃物で頚を斬っても殺せない
鬼殺隊の持つ刀は特別な鋼で造られており
その名を"日輪刀"という
鱗滝「お前たちを最終選別に行かせるつもりはなかった
もう子供が死ぬのを見たくなった
お前たちにあの岩は斬れないと思っていたのに……」
鱗滝さんは「よく頑張った」と私と炭治郎くんの頭を撫でてくれた
鱗滝「炭治郎、Aお前たちは凄い子だ……」
私と炭治郎くんはボロボロと涙を流した
鱗滝「"最終選別"必ず生きて戻れ。儂も禰豆子も此処で待っている」
鱗滝さんに力いっぱい抱きしめられそれに答えるように私も力いっぱい抱き締め返した
炭治郎くんが髪を切り終えると鱗滝さんがお面をくれた
厄除の面といって悪いことから護ってくれるお面だそうだ
私は真菰ちゃんと一緒の位置にお面をつける
眠り続けている禰豆子ちゃんは鱗滝さんに預かってもらう
A「絶対に炭治郎くんと"二人で生きて戻るから"ね、禰豆子ちゃん」
禰豆子ちゃんの手を握り締めながらそう誓った
炭治郎&A「鱗滝さん行ってきます！錆兎/くん真菰/ちゃんによろしく！」
私たちは最終選別が行われる藤襲山に向かった
鱗滝「炭治郎、Aなぜお前たちが……死んだあの子たちの名を知っている」
そんなことを鱗滝さんが言っているとも知らずに……
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みゆき(プロフ) - 礼暢さん» ご指摘ありがとうございます！前に誤字脱字を直したのですが見逃しがあったみたいです。大変申し訳ございません。すぐに直します (2023年2月20日 17時) (
レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
礼暢(プロフ) - 第玖話の29行目30行目32行目辺りの炭治郎のろうの字が�討砲覆辰討泙靴燭� (2023年2月20日 17時) (レス) @page11 id: b13cdf956e (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - cherryamum34さん» 返事が遅くなり大変申し訳ございません！！ご指摘ありがとうございます！こちらの都合で申し訳ないのですが出来るときに誤字脱字を少しずつ直していきますのでご了承下さい (2020年12月8日 8時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
cherryamum34(プロフ) - 第肆拾弐話の伊之助の紹介？部分に5人目の合格者とありますが、それは原作の中であってこれは夢小説なので主人公を入れれば6人目の合格者となるのでは？話自体は面白いのですが、ちょっと誤字脱字等が散見されます。もう一度見直してみてはいかがでしょうか。 (2020年12月7日 22時) (レス) id: 3b26f91dd5 (このIDを非表示/違反報告)
cherryamum34(プロフ) - 第玖話の炭治郎の郎が【朗】になってるところがありました。 (2020年12月7日 9時) (レス) id: 3b26f91dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆき | 作成日時：2019年10月7日 22時
