二十二訓 ページ25
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新八「(…ここはどこだろ僕は今何をやってるんだ?)」
かろうじて目は覚めているが意識が朦朧ではっきりしていない中
新八と神楽の前で先程の銀時と対峙していた天人とカエルのような天人が話していた
天人「こ奴らがぬし達の周りをかぎ回っていた連中か?ケロ」
陀絡「ええ、最近少々こうるさくなってきたんで
網張ってたら簡単にかかりましてね
大方天人嫌いの攘夷派の連中でしょう
もう一人妙な侍がいましたが
そっちの方は騒いだ客と一緒に始末しましたよ」
天人「あまり派手に動くなと言ったケロ。こっちも幕府の連中をおさえこみ見て見ぬフリをするにも限界があるケロ」
陀絡「わかってますよ、自由に商売できるのも旦那のおかげですからね」
天人「してこ奴等の始末はどうつける?」
陀絡「拠点を聞き出して潰しますよ。これ以上仕事の邪魔はされたくないんでね」
天人「首謀者は恐らくあの桂とかいう男だケロ。奴等は幕府にまで牙をむく凶犬ゆえあなどるなケロ」
部下「陀絡さんちょっと。表に妙な奴等が来てまして」
陀絡「妙な奴等?適当に処理しとけ。俺ァ今忙しいんだ」
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その妙な奴等とは海賊のような服を着て
門番と話をしている銀時達だった
門番「だァーからウチはそーゆうのいらねーんだって!!」
銀時「つれねーな俺達も海賊になりてーんだよ〜。連れてってくれよ〜な?ヅラ、A」
桂「ヅラじゃないキャプテンカツーラだ」
A「か、海賊!カッコイイー、なりたいよー」
銀時「俺達幼い頃から海賊になるのを
夢見てたわんぱく坊主とクソガキでさァ
失われた秘宝ワンパークというのを探してんだ!
な?ヅラ、A」
桂「ヅラじゃないキャプテンカツーラだ」
A「カイゾク!カッコイイー!」
門番「知らねーよ、勝手に探せ
てかその嬢ちゃんはずっと棒読みだけど
本当に海賊になりてェのか?」
A「な、ナリタイヨー」
銀時「見ろよ、このガキ特有のキラキラした目!どう見ても憧れの眼差しを向けられてるだろ!」
門番「いや、どう見ても顔が死んでるよ。ガキがこんな顔するの初めて見たって思うくらい顔が死んでるよ」
銀時「なァ、頼むよ〜
俺なんて手がフックなんだよ
もう海賊かハンガーになるしかねーんだよ〜」
門番「知らねーよなんにでもなれるさお前なら」
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みゆき(プロフ) - 来良さん» 返信が遅くなりごめんなさい!😣💦💦ありがとうございます!!私も早く三人と再会させたいです!!!笑笑 (2022年1月5日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
来良 - この作品めっちゃ好きです…!早く高杉さんやヅラや辰馬さんに再会するとこをみたい…!お身体に気をつけて、これからも頑張ってください!応援してます! (2022年1月3日 21時) (レス) @page15 id: 1123250b94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆき | 作成日時:2021年5月21日 17時