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四十二訓〜幽霊編〜 ページ45

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あの祭りから数日、容態も良くなり、父も怪我一つなく無事だということを知れたAは安堵した



何故倒れていたのか、近藤と土方にも聞かれたがAは頭痛のせいで覚えていないと嘘を付いた



……何故か、あの男性の事は言ってはいけない気がしたから



そして今____



「あれは今日みたいに蚊が沢山飛んでる暑い日だったね」



真選組の皆様方と怪談をしています
私はどっちかっていうと幽霊を怖がるタイプではないので真剣に話を聞いている



……私からすればいるかいないかわからない存在を怖がるより
手段のためなら、汚いことも平気でする人間の方が恐怖の対象に値すると思ってるから



「何やってんのこんな時間にって。そしたらその女…ニヤッと笑ってさ」



ゴクリと周りから息を呑む音が聞こえた
皆の緊張が一気に高まった、その瞬間



土方「マヨネーズが足りないんだけどォォォォォォ!!!」



「「「ギャアアァァァァ!!!!」」」



A「あら、土方様」



大切なオチを土方のマヨネーズのせいで台無しになってしまったため皆落ち込む
Aだけは気にしてないようだが



「副長ォ!!何て事するんですか大切なオチを!!」



土方「知るか!マヨネーズが切れたんだよ!

買っとけって言っただろォ!

焼きそばが台無しだろーが!」



「もう充分かかってるじゃねーか!何だよそれ!もはや焼きそばじゃねぇよ黄色いやつだよ!」



A「あのォ、近藤様が泡を吹いて倒れているのですが大丈夫なんですかね?」



「え?……き、局長ォォォォォオオオオ!!!」



恐る恐る言うと漸く皆気付いたのか近藤の元へ駆け寄る
てか、気絶の原因がマヨネーズって……



山崎「こっちが誘ったのにこんな形になっちゃってごめんね、Aちゃん」



A「いいえ!私は十分楽しめましたよ!」



山崎「良かった、局長のことは俺たちに任せてAちゃんは先に寝てていいよ」



A「わかりました、お言葉に甘えて先に就寝させて頂きます」



「おやすみなさい、皆様方」と言うと他の隊士の方々も「おやすみ」と笑顔で返してくれた



A「初めてこんな夜更かししたなぁ」



と自室に向かって廊下を歩いていると急に誰かの悲鳴が屯所中に響き渡った



A「……え?」

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟   
作品ジャンル:アニメ
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みゆき(プロフ) - 来良さん» 返信が遅くなりごめんなさい!😣💦💦ありがとうございます!!私も早く三人と再会させたいです!!!笑笑 (2022年1月5日 23時) (レス) id: 475a141bfc (このIDを非表示/違反報告)
来良 - この作品めっちゃ好きです…!早く高杉さんやヅラや辰馬さんに再会するとこをみたい…!お身体に気をつけて、これからも頑張ってください!応援してます! (2022年1月3日 21時) (レス) @page15 id: 1123250b94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゆき | 作成日時:2021年5月21日 17時

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