夏の哀悼歌【WT 合作短編集】 (ページ36)

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あとがき.解説/常盤千歳ページ36

こんにちは、今回企画を主催させていた常盤千歳です。まず、ここを訪れて最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

テーマは「夏」と決めたとき、3番目くらいに頭に浮かんだ線香花火をモチーフに書かせていただいたのですが、ほぼ夏の悪口になりました。

線香花火ってなんとなく人の命と似てるよな、派手に燃えてすぐ消えたり、小さな火花だけを散らせて長く燃えたり、けど最終的に全部落ちて虚しく消えるんだよなーと思いながら考えた話でした。
なんとなく、「生と死」みたいなものを対比させたくて、前半部分には多くの死や不気味なもののイメージを散りばめてみました。

うまく描けたのかは分かりませんが、それ以外にも奥底には沢山のテーマがあります。読む人によって見方が変わったら面白いかなと思うのでここで言うのは控えておきますが、もし考えてくださったのなら、コメント欄でも、ツイッターでも、思ったことを教えてくれたら嬉しいです。

次に、今回この企画に参加してくださった方、ありがとうございました。
ずっと文字書きの知り合いがいなかったので憧れを燻らせていましたが、ツイッターで募集したところ、今回の参加者の皆様が快く参加してくださいました。
本当にありがとうございます。皆さまそれぞれ素敵なお話を書いていらっしゃるので、是非そちらも覗いて見てください。

この短編集が、少しでも多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。

常盤千歳