あとがき.解説/メロ ページ31
夏は暑くないと始まんないだろ!!!!!
初めましての方は初めまして。どこかで見かけたことのある方はごきげんよう。メロと申します。
初めて企画ものに参加いたしましたが、いかがだったでしょう? いやはやヤマなしオチなし意味なし夢主なしのごく短いお話でしたが、書きたかったことは大筋書けたかと思います。たぶん。
さて、折角中々ない機会を頂いたので、少々解説を。
今更ながら、トリオン体は実際の肉体ではない、仮の身体です。言ってしまえばアバターであり、現実と切り離されたもの。よって現実の感覚とはどうしても乖離していて……なんて難しそうなことを述べてみますが、深い事は考えていません。
ただ、BBFの質問コーナーにあった、とある一節が気になっただけで。
トリオン体では、暑さ寒さを遮断することが出来る(みたいな)内容のそれに、私は引っかかりを覚えました。それ季節感なくない?
夏と言えば、冬と言えば……まあそれぞれかなりの数の風物詩やら何やらがありますが、大前提はやはり気温でしょう。
夏が暑いからアイスかじったり海に行ったりするわけですし、冬が寒いからコタツを引っ張り出したり厚着をしたりするわけです。
では、トリオン体で気温の感覚を遮断して感じる夏は、本当に実感ができるでしょうか?
それは、VR空間で海を眺めたり、ASMRで蝉の声を聴いたりするような。何かにワンクッションを置かれた、どこか現実感のないものなのでは……?
なんて言ってみますが。早い話が屁理屈です。
それでも、ワールドトリガーと言う環境では、案外通用する理屈なのではと考えたゆえのこのパートとなっております。
ちなみに余談ですが、わたしのパートが異様なほど短いのは、風呂敷を広げすぎると収集つかなくなるなコレ、という情けない自己判断からです。ついでにぶっちゃけてしまうと、王子隊を起用したのは単なる私の趣味です。
さて、最後になりましたが。
この度は、このような素敵な企画に参加させていただき、本当にありがとうございました。
また機会がありましたら、何卒よろしくお願いします。
読んでいただいた読者の皆様、ありがとうございました。よろしければ、今後ともすてきなお付き合いをしていただきますれば。
たまたま見た時計が深夜1時を回ったことに危機感を抱いている メロ
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作者名:常盤千歳 x他6人 | 作成日時:2020年8月25日 10時