9.焦り ページ9
翼side
朝の5時頃
アーヤが寝ている部屋から咳き込む声が聞こえた
翼「アーヤ?起きてるの?」
と尋ねる
彩「?!たすk...ゴホッ!」
翼「!アーヤ!」
アーヤは咳込み、血を吐き、苦しそうだった
熱を測ると38.9度...完全に高熱だ
でも、アーヤも心当たりがないって言ってるし...
彩「痛...」
翼「!?アーヤ?!今度はどうしたの?!」
突然アーヤは頭を抑えて気を失った
一体彼女の身には何が起こってるんだ?!
ガチャ
上杉「おう、美門、はよ、立花は...」
翼「!上杉!アーヤが、アーヤが!」
上杉「?!一体何があった?!」
俺は今までのことを上杉に話した
上杉「熱が高すぎる...ウイルスが何かか?」
うーん...
翼「考えても分かんないからまずは熱が下がるのを
待とう」
上杉「そうだな」
そこから俺達はアーヤが(いつの間にか)食べた
粥の食器を片付けたり血のついた手を拭いたりした
今思ったけどアーヤって若武家のシーツ
汚さないようにずっと血を手で止めてたんだ...
偉いね←
片付けやら何やらやっていたら6時を過ぎていた
上杉「もう、皆起きてるな、下へ急ごう」
翼「了」
黒木「あ、2人ともおはよう」
翼「おはよう、」
上杉「はよ」
黒木「アーヤは?」
上杉「熱がぶり返して38.9度になっていた」
翼「咳き込みすぎて血を吐いてた」
若武「結構深刻な状態だな」
小塚「んね、ありえないよね」
忍「あ、立花、俺の作った粥食べてくれた!」←
若武「七鬼は少しだけ黙ってろ」
忍「?へーい」
若武「未知のウイルスとか?」
上杉「でも、聞いたことないぞ」
小塚「そんなの出たら今頃パニックになってるよ」
黒木「取り敢えず病院行こう」
翼「そだね、じゃあ、俺が」
若武「いや、ここは俺だな!」
黒木「争うと思ったから医者を呼んだよ」
さ、流石黒木...仕事が早いな...
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琥珀糖くんロボ@らびまるもしもちゃん推し - アーヤはなぜ失明状態なのに周りの表情を理解できたんですか?矛盾してます (6月10日 22時) (レス) @page36 id: 05d80f8ec1 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - 面白い! (2023年4月12日 21時) (レス) @page40 id: 1b2f1d4f45 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀@さぶ - ら (2023年2月27日 20時) (レス) id: 750269b531 (このIDを非表示/違反報告)
桜道 あすか(はるみち あすか) - おもしろい!私の読んだ小説の中で1番! (2021年11月29日 16時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - こんにちは!特に何も聞きたいことはないけれど、すこしコメントして見ました (2021年5月25日 20時) (レス) id: 45d28f1e37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コハク | 作成日時:2021年2月26日 21時