失われた心は知っている 【探偵チームkz事件ノート】

5.和田涙緒という女 ページ5

和田side
　クッッッソ！！！

　立花彩め！！！！私に恥かかせやがって！！！
許さん！！絶対に！！！


　復讐してやる...


　そうと決まれば善は急げ！


和田「おじいちゃ〜ん！！」
爺「おぉ、涙緒か」

　私のおじいちゃん、和田清(わだきよし)
世界的にも有名な毒の科学者なのである

　今は科学者を引退してオリジナルで毒を作って
生活しているよ

※おじいちゃんのことは表記で『爺』にします


和田「やっほ〜」
爺「また、毒が欲しいのか？」

和田「うん！私、理科がだぁ〜いすき！」
爺「ほっほっほ、涙緒は爺ちゃんに似て理科が
　 好きなのだな！これとこれと、それとあれも
　 あげるか！」

和田「やぁったぁ！！」

　フフ...チョロ おじいちゃんったら理科好きって
言ったらいっぱい毒をくれるんだもん！

和田「おじいちゃん、ありがと！」
爺「なんの、なんの」




和田「え〜...何々？この毒は過呼吸を起こす毒
　 これは高熱を起こす毒、それは悪夢を見る毒
　 んで、こっちは体の部位が痺れる毒...か」


　最高じゃない！！！

　これで立花彩をギャフンと言わせてやる！！！

　私のシノブ様とツバサ様を奪った罪があるわ！！

(書き忘れましたけど和田涙緒は
　1に忍、2に翼が好きですね、)


　絶対に復讐して、私に恥かかせたことを
謝ってもらうわ！！

　いや、謝っても許さない！！


　絶対に...



　あの笑顔...あいつを思い出すたびにお腹の底から
出てくる不快感と怒り...



　忘れるもんか...




　和田涙緒の復讐...すたーと...

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