厳粛ブレイク！ ページ3
歩いている途中、仮面をつけた男性が何やら話している様子だったが、少女はただ呆然と歩き続けていた
途中、少女が歩くのをやめたため、今はユウが少女の腕を引っ張って歩いている
少女は気付けば大きな扉の前に居た
仮面をつけた男性はバン！と扉を開けると、中にある大勢の人達の視線が一気にこちらへと移った
？2「全くもう…。新入生が2人足りないので探しに行っていたんです」
そう男性が言った時、全員の視線が2人に向いた
「……」
少女は辺りを見渡すが周りは全員知らない人ばかりだった
？2「さぁ、寮分けがまだなのは君達だけですよ。
狸君は私が預かっておきますから、早く闇の鏡の前へ。」
？「ふぐぐー！！」
その言葉を聞いたユウはゆっくりと少女を向く。
少女は“闇の鏡”に興味を持ったのかじっと鏡を見つめている
ユウ「えっと…どっちから行く？」
「………」
少女は何も言わずに闇の鏡に向かって歩き始めた
カツカツ…とヒールが床に当たる音が部屋に響き渡たる
？2「あ！式典服のフードは外してくださいね！」
少女はその言葉を聞き、歩きながら被っていたフードを外した
フードの中から少女の柑子色の髪が出てきた
すると部屋の中は急にガヤガヤし始める。
少女はそれも気にせず鏡の前に立った
すると鏡の中から顔がゆっくりと浮かんだ
ユウ「うぇ？！か、顔？！」
「…」
うしろでユウが驚いている様だが、少女は顔色ひとつ変えず、鏡を見つめた
鏡【汝の名を告げよ】
「………」
鏡はそう少女に問いただすが少女は答える様子はなかった
？2「ち、ちょっと君！鏡の質問に答えなさい！！」
ユウ「ま、待ってください学園長！たぶん、あの子はきっと喋れな___」
「…A…。」
ユウが学園長と呼ばれた男性に訳を説明しようとした時
部屋に、透き通る様な小さな声が響き渡った。
先程までざわついていた部屋は声を聞いた途端、嵐が収まったかの様に静かになった
それを気にせず自分をAと呼ぶ少女はこう言った
「神奈辻…A」
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ユノン - 面白い続きが気になる (2022年1月6日 17時) (
レス) @page32 id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます！最近更新するのがめんどくさくなってきてこの作品も終わりにしようと思っていたのですが花さんのコメントを見てまた書いてみようと思いました！待っていてくれてありがとうございます(*^^*)ご期待に応えられるよう頑張ります！ (2021年12月17日 21時) (レス) id: aaf892026f (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初めまして花と申します。こちらの小説を拝読させて頂き、とても面白かったのでコメントしました。今後の主人公ちゃんの行く末がとても気になりました。もし良ければ、新しい話を書いて頂けれたらとても嬉しいです。更新の方首を長くしてお待ちしています。 (2021年11月14日 15時) (レス) @page19 id: 425f5620de (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 面白かったです (2021年9月26日 15時) (レス) @page19 id: 8c35d92784 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 更新頑張ってください！とっても好きです (2021年9月12日 12時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもちだいふく | 作成日時：2021年9月5日 21時
