Immature love 5 ページ5
「(人1)の家ならおばさんに鍵もらって月に1度大掃除してるから、住もうと思えばいつでも大丈夫だよ!」
「そういや、なんか勝手に掃除してたな
でも、今月の分はまだしてないだろ」
「そうだった……」
「昨日までは友人の親が2人ともいないからって泊まらせてもらってたけど……
今日はとりあえず家に戻ろっか」
「汚いよ!?いいの!?私が許さない!!」
「埃があるぐらいなら掃除早く終わるでしょ」
「でも……」
「じゃあ今日の分の寝床はオレが用意するよ
桃井 それなら文句ないだろ」
携帯を取り出しどこかに電話しようとする赤司の手を掴み、とめる
「いやいやいや!それは征くんに悪いし!」
「やっぱ、オレん家しかなくね?」
「そうだね、行ってもいい?」
「それは私が許さない。(人1)、家においでよ!」
「オレも青峰より桃井の方がいいと思うのだよ。
橙野、お前は女である自覚がなさすぎるのだよ」
「うん、よく言われる
分かった。今日はさつき先輩の家に泊まるよ」
「やったー!!」
桃井は喜びAに抱きつく
(別に兄ちゃんでもいいと思うんだけどなー)
「あ、ねぇねぇ。私 帰りに寄りたいとこあるんだけどいいかな?」
「別に構わないよ。私達もついて行っていい?」
「うん、いいよ」
「(人2)、荷物 持つッスよ!」
「ありがとう」
Aは黄瀬にキャリーバッグを渡した
8人がやってきたのは
「Aさんが来たかった所って…」
「うん、帝光中」
校門近くの桜の下に立つ
「ここで私 最後に……」
(修兄に笑った……ぎこちない顔で…)
「そういえばオレ達、Aに言い忘れた事ないか?」
「そういえばまだ言ってなかったね〜」
桜を見つめるAをよそに7人は顔を見合わせ笑う
「「A!」」「(人1)!」「(人2)!」
「(人3)!」 「Aさん!」「橙野!」
名前を呼ばれ振り返る
「「「「おかえり!」」」」
目を見開き驚いたが、すぐに満面の笑みを浮かべる
「ただいま!!」
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作者名:ふたば | 作成日時:2016年4月3日 13時