Immature love 25 ページ25
夏休みに1度Aと会ったものの、想いを伝えることも2人きりになることもなく、過ぎてしまったあの三日間
桃井と黄瀬が付きまとっていた事に内心腹が立った
早めにもう1度彼女に会いたい
そう思い、今回誘ってみたのだが……
「なんでこうなる……」
「それはもちろん」
「赤司くんだから」
廊下に並ぶ女子の長い行列
“赤司くん×執事なんて王道中の王道”なんていいながらオレを撮る桃井
“赤司おかわりー!”
なんて陽気な青峰
「お前達がいて、なぜAがいない」
「Aさんは火神君と食べ物巡りをしてますよ」
そう説明する黒子
Aはここに来る途中、“え、並ぶの?だる”と行って火神とどっかに行ったらしい
なぜ火神がいる
「じゃ、私達も涼華さんと合流しようか」
黄瀬の実姉、涼華さんも来ているらしい
「では赤司君」
「頑張れよ!」
笑って出ていく黒子と青峰を無性に殴りたくなった
「いやー、良い収穫をしましたね〜」
「そうだな〜」
ベンチに大量の食べ物を置き腰かける
「なぁ、本当にオレまで来てよかったのか?」
「いいの いいの!
黄先輩達来れなかったし、その分の切符残ってたから!
それに大我の食べっぷりを久々に見れるしね!」
へへっと可愛らしくAに顔を赤らめる
「それに2人で過ごして気づいたんだー」
火神は焼きそばを食べる手をとめAを見る
「やっぱり私、大我と兄ちゃんを重ねてる」
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作者名:ふたば | 作成日時:2016年4月3日 13時