検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:1,476 hit

Immature love 23 ページ23

「へぇー、大輝に名前で呼んでほしいってねぇ〜」

「うん、不思議だよね。
最近兄ちゃんが何考えてるか分からないや」

長いようで短い夏休みがが去り、学校終わりに涼華に呼び出されマジバにいるA

「別に分からなくてもいいじゃない」

「えー。黄先輩の事、分からなくてもいいのー?」

「アイツ分かりやすいから嫌でも分かるのよ」

コーヒに口をつける涼華に‘そっかー’と言いながら‘でもな〜’と悩み出す

「兄ちゃんがツライ時は私もツライし、嬉しかったら私も嬉しいし、いつだってお互い共感したり色々と、色々とね」

「Aって大輝の事好きなの?」

「…………え……?」

いつもなら「好きだよ〜当たり前じゃん!」と返すのだが、今回は何故か即答せずにきき返してしまった
しまったというより、周りによくきかれる“好き”ではない
そう不思議と分かってしまった
感じてしまった

Aの反応に少し驚きながらも頼んだポテトを掴みながらきく

「え、違うの?
だって大輝がツライとツライし、幸せだと幸せ。
それって大輝の事が好きだからじゃない」

「いや、でも、兄妹なら普通でしょ?」

「普通じゃないわよ。たとえ弟が幸せでもアタシは幸せにはならない。良かったね、それで終わりよ。

それにアンタ達本当の兄妹じゃないじゃない。
Aが大輝を好きになってもおかしくないわ」

Immature love 24→←Immature love 22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケキセキの世代 , 赤司青峰黄瀬 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふたば | 作成日時:2016年4月3日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。