Immature love 19 ページ19
黄瀬涼華
黄瀬涼太の姉で3人姉弟の2番目に生まれた彼女は、弟同様整った顔だちに長身で美しいスタイル
所謂モデル体型
一見近寄り難い雰囲気だが、サバサバした飾り気のない気さくな性格は男女問わず人気だ
そんな彼女が橙野Aを好きになるにはそう時間はかからなかった
涼華からドリンクを受け取り、ストローに口をつける
「Aちゃん、雰囲気変わった?
前はこう大人しめだった気がするんだけど」
「初対面だといつもあんな感じですよ。
それよりききたいことって何ですか?」
「ききたいことってないのよ。ただ、話してみたかったの。
弟が好きな子ってどんな子か、ね」
涼華もアイスコーヒーを口に含んだあといくつか質問した
質問というかキセキの世代との関係をきいた
「涼太の事、好きになった?」
「なってません」
「Aちゃんって意外とはっきりと言うのね」
「涼華さんもじゃないですか。思った事を口にしてしまうとことか先輩によく似てる」
「ちょっとやめてよ。涼太と似てるとか私に失礼よ」
自然と笑い合い会話は他の事にうつり盛りあがった
途中まで帰路が同じということで共に帰る事にしたが、帰宅ラッシュで人にぶつかり、ハイヒールでバランスを崩した涼華は、前に倒れる瞬間
「大丈夫ですか?」
Aが涼華を受け止め、支えた
「あ、ありがとう……」
「じゃあ私、こっちなので…」
「待って!」
去ろうとするAの腕をつかむ
「A……また会ってくれる?」
先程とは変わり女らしい様子に首を傾げるも笑顔で「もちろん!」と答えた
涼華は喜び連絡先を交換し別れた
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作者名:ふたば | 作成日時:2016年4月3日 13時