Orange2 【黒子のバスケ】 (ページ17)

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Immature love 17 ページ17

黄瀬が姉だと言った女性はサングラスをとり、黄瀬とよく似た整った顔を覗かせ近づいた

「げ、って何よ」

「何でもないッス……」

黄瀬を睨んだあと‘まぁ、いいわ’と言い、Aの方をみて笑う

「初めまして、涼太の姉の涼華です」

「あ、橙野Aです」

黄瀬に向き直り不敵に笑う

「へぇー、アンタやっと彼女できたんだ」

「彼女ではないッス……」

「なんだ。いつものオンナ遊びか。
つまんないの」

「女、あそ「女遊びだとーー！！！？」

茂みから突然現れた青峰はものすごい勢いで３人に近づく

「あ、青峰っちー！？」

「黄瀬テメェ、Aでも遊びやがったのか！？」

「黄瀬、最低なのだよ」

「黄瀬君、残念です。まさかキミが……」

「緑間っちに黒子っち！？」

「A、可哀想に……」

「え、あ」

「赤司っち、(人2)を抱きしめない！！」

カラフルな連中の登場に方針する涼華

「涼太、誰この子たち」

全員にツッコミ終え、息を切らしながら簡単に説明しました

「…写真より断然イケメンじゃない…！
で、今回は遊びじゃないの？」

「遊びじゃないッス！本気ッス！」

「まぁ、そうだとは思ってましたけど」

「公式でオフの過ごし方に〝デートしたり〟と書いてあるから、そう思われても仕方が無いのだよ」

「本気って事は…アタシのアイス溶かしてまで送った子ってこの子！？
こっちのピンクちゃんじゃなくて！？」

「桃っちを恋愛対象に見たことないッス！」

「私もきーちゃんをそういう風に見たことない」

「私、ずっと黄先輩はさつき先輩が好きだと思っていた」

「オレもだ」

「(人2)、本当ッスか！？赤司っちにいたっては嘘ッスよね！！」

「へぇ～、この子が涼太の、ねぇ～」

上からのぞき込むようにAを見るので、堪らず青峰の背に隠れる

「ん？Aちゃんは涼太より青峰君が好きなの？」

「好きというかオレ達、兄妹だからな。
血は繋がってねーけど」

「ふーん、兄妹、ね」