Immature love 1 ページ1
「やっべ、真ちゃん怒ってるかも…!」
急ぎ足で駆ける高尾
緑間の事だ 彼なら多少の遅刻にも苛立っているに違いない
そう思ったのだ
角を曲がれば深い緑色
「おっまたせー!真ちゃん!」
「高尾…貴様……」
「ごめんって!いやー、来る途中に人助けしちゃってさー。
いわゆる、迷子?中学生ぐらいの子でオレの近所の家探してたらしいのよ
だから、送ってあげてたわけ」
「……今回は大目に見てやるのだよ」
「サンキュ!あ、その子な。オレンジ色の髪してたんだよ。すごくね?」
「オレンジ、色…?」
「でも真ちゃんには珍しくないか。
だって緑だもんな〜!他には水色とか赤とか!
真ちゃん?」
「オレンジ色……」
「いやー、まさかこんなに早くまた皆と会えるなんて思わなかったよ〜!」
「オレ、今日は本読もうとおもってたのによ」
「本っていったってグラビア雑誌じゃないっすか……」
「赤司君も紫原君もわざわざ東京までありがとうございます」
「練習試合をするといえば、部費でこれるしねー。今回はミドチンのとこだけどー」
「オレは来ようと思えば来れるからね
で、緑間……」
皆が一斉に緑間に目を向ける
「あぁ、橙野が日本に戻ってきている………
かもしれないのだよ」
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作者名:ふたば | 作成日時:2016年4月3日 13時