ドーナツホール【鬼灯の冷徹】

私なんかが… ページ7

鬼1 「亡者が脱獄したぞー！」


誰かがそう叫んで次々と獄卒が追いかけている。


皐月「おっちゃん
お金は明日払うから」


旦那 「無事捕まえらたら
タダにしてやる」


皐月「やったー！」


私は残りのドーナツを頬張り
店を飛び出した。


皐月「待てェェェ！」


私はあっという間に背後までせまり…


皐月「おりゃっ」


シュッと刀を一振りすると亡者は
血を吹き出してと倒れた。


亡者 「嫌だ地獄は嫌だァ！」

皐月 「嫌なら反省しろ」


私は亡者を獄卒に引き渡した。


獄卒 「皐月さん今回もありがとう
ございます。
本当に皐月さんが働いて頂けれ
ば百人力なのですが…」

皐月 「いえいえ…私は獄卒にはなれま
せん…」



本当はみんなの役に立ちたい…
だけど私は失敗ばかりしてしまうから
迷惑をかけたくない


私なんかが…


皐月 「はぁ…」


帰ろっと…

私は重たい足を引きずって誰もいない
家へ帰った。

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