cinderella_86 ページ38
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彼は飲み会と言ってたけれど…見た事のある面々が多くてお偉いさんも多い、。
簡単に言うならばパーティーに近いだろう、。
その空間は会社の主催だからもちろん社員も沢山いるわけで…
誰かと話す訳でもなく、端っこで人を観察していたのだが…私はその中で、、
岸「あぁっ、ありがとうございます！！」
見慣れた彼の姿に目を奪われていた。
華奢なくせに無駄にスタイルがいいからスーツをカッコよく着こなせる岸くん、。
岸「マジっすか？」
いつだって低姿勢で誰からも好かれるそのキャラは、やっぱりどこの場所でも周りに人が集まってくる。
その空間は自然と温かな盛り上がりを見せていて、、その輪に入れていない自分に切なくなれば、、
「岸くんって彼女いないの？」
岸「いや、いないっすよ！！」
「紹介してあげるよ」
魅力的な彼に惹かれる人なんて沢山いると思うと独り占めできない今の現状に耐えれなく胸が苦しい。
込み上げてきたものを冷静に押さえ込んで、平気なフリをする。
でも廉くんにはそんなのお見通しのようだった。
廉「なぁA…控え室行こ」
『え、なんで？』
廉「ええからッ」
乱暴に腕を引っ張られてそのまま会場をあとにする。
怒っているような苛立ちの声。
控え室の中へと入れば
−−−ガチャッ、。
廉くんはすぐに内鍵を掛けた。
廉「なぁ、またあいつの事見てたやろ」
『それ、は…』
どうにも言い訳なんて出来るわけがない。
廉「なんで分かってくれへんのッ？なぁッッ！！」
強く迫ってくる廉くんにどういう言葉が適切なのかが分からない。
『別にそういうつもりで見てたわけじゃ…っ』
廉「嘘つくなやッ、まだ全然好きなんやろアイツの事ッ！！」
迫り来る彼に逃げれなかった私は
『やめ、てッ、！！』
いつの間にか髪の毛を乱暴に掴まれていた。
廉「じゃぁ俺以外の男見んなやッ！！」
『見てないしッ、…分かってるよ』
廉「分かってへんやん、尻軽女ッ」
『何でそんな事言うのッ、？酷いよッ』
廉「酷いのはそっちやろ？被害者ぶんなや」
岸くんに目を奪われる自分が悪いんだけど、、
でも、最近の廉くんが…怖い。
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まなみ - どっちも応援したくなります。岸くんどこに行ってしまうのかな？すごく気になります(*´Д｀) (2019年12月23日 21時) (
レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
さとこ(プロフ) - ほんとにmuheさんの作品大好きです！どっちと結ばれても私は幸せです笑 (2019年5月3日 0時) (レス) id: 2096cfbafb (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 更新頑張ってください！！！早く岸くんみたいです笑 (2019年4月26日 1時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
岸担りりここ - 更新頑張ってください！続き気になりすぎてやばいです← (2019年4月18日 17時) (レス) id: eb3522528a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております！これからの展開どきどきです、、！ (2019年3月29日 15時) (レス) id: 2bc4477fb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：muhe
| 作成日時：2018年11月10日 22時
