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季節が過ぎるのは早く、今はもう3月だ。


私にとっては一番大変な時期。


塾のクラス分けテストがあるからだ。

自分の学力によってクラスを決める。


私はこれに合格点数を取ると、ハーバードクラスの組へ行けるが、不合格だと今のまま同じことを今年もやらなくてはならなくない。


だからバスケもお遊びもやめて勉強に専念しなければならない。





『ココにxを代入して、………………………』


桃「学果ご飯だよ。」


問題を解いているとさつきが来た。


『悪いけど私の部屋まで持ってきて。』


最近はこんな感じ。

桃「うん、わかった。」


というか、毎年この時期になるとこんなんだから親も何にも言わない。



桃「はい、置いておくね。がんばれ。」


『うん、ありがと。』



『いただきます。』




もう塾やめようかな。


めんどくさいし、ついでにピアノもバイオリンも。


クラシックもだいたい弾けるし、コンクールでも何回も金賞とったりして優勝してるし、結構有名らしいし、やる意味なくなって来た。


勉強やりたいなら参考書買ってやっていればいい。ピアノのだって、楽譜さえ買えば後はどうにでもなる。



『ごちそうさま。』


キッチンに置いてこよう。


ついでに塾のこととかも言ってこよう




ガチャ




『お母さん、おいしかったよ。話あるんだけどいい?』



母「どうしたの?」


『あのさ、習い事全部辞めたい。』



お母さんはびっくりしていた。

母「どうして?」


『勉強はもう大学卒業できるレベルまできてるし、勉強したかったら参考書を買えばいい。ピアノとバイオリンは楽譜買ったらいくらでも弾ける。それに結構有名になってるし。もうやる意味ないんじゃないの?』


母は戸惑った顔をしていた。


母「でも、お母さんは何か一つくらいは習い事していて欲しいの。」


『わかった。バイオリンだけは続ける。』


母「ありがとう。」


そう言って頭を撫でてきた。


ああ、いやだ。この人の手の上で転がされているような感覚。


親からしてみれば私たち子供なんて自分を有名にするための道具のようなものなんだろう。


はぁ、なんでだろう。今無性にバスケがしたい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やばい、グダクダになってきた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 桃井さつき   
作品ジャンル:アニメ
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なみ - はじめまして!なみと言います。 この話って「麒麟」みたいですね?自分の思い込みだったら申し訳ないですが… 面白いです。応援させて頂きます! (2015年10月16日 0時) (携帯から) (レス) id: fad135e5ed (このIDを非表示/違反報告)
スターライト・マーベル@あやね(プロフ) - 面白いです!!!更新がんばです!! (2015年8月6日 6時) (レス) id: 9c3de66068 (このIDを非表示/違反報告)
にぼし(プロフ) - 因みにキリンでは、麒麟という名前でしたよ。それは、あなたの感受性の問題なので、ご自身の中に留めておけば宜しいのではないですか? (2015年8月1日 13時) (レス) id: 04f58f7746 (このIDを非表示/違反報告)
セツナ(プロフ) - 決まってます。最初は(名前)ってしようと思ったんですが、名前決まっていた方が私的にも書きやすいんで、、 (2015年7月26日 0時) (レス) id: bb08eecba0 (このIDを非表示/違反報告)
rei. - 急にすいません。夢主なのに名前決まってるんですか? (2015年7月25日 18時) (レス) id: 0ef88ddd1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツナ | 作者ホームページ:http://刀420  
作成日時:2015年7月5日 13時

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