私は「バカ」が嫌いなの。【桃井さつき】

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監視「では始めてください、」


次は算数のテストが始まった。


問題を見る限り簡単だけど、ここ、応用問題全体の4/5(5分の4)じゃん。


ほらみんな頭悩ませてるよー。




赤司くんは余裕そうだな。

10分後

おし、終わった。

算数は英語の次に得意だし、計算ミス(ケアレスミス)さえなければだいじょうぶだろ。



あ、消しゴム落ちた。


スッ←手を挙げる。


監視「どうしましたか」ボソ


『消しゴム落ちました。』ボソ


『ありがとうございます。』


だいたいの人は終わった感じ？



キーンコーンカーンコーン


監視「廊下に出てください。」


『あーーー、おわったー。
眠。』

赤「ああ。お疲れ様。」ニコ



『そちらこそ。』ニコ



赤「終わったと言っていたが、学果はほとんど寝ていただろう。」


『だってねむかったし、いつもの癖だから。』


『というか、私のこと学果って呼んでるんだから私も下の名前でよぶよ。征十郎。改めてよろしく。』


赤「ああ。」


監視「それで帝光中学校、入試試験を終わります。この後は自由なのでどうぞ、見学でもしていってください。」



ガラ









帰る準備だけして、少し見学していこうかな？



？「学果ーー！」


先生が出て行くと私の名前が呼ばれた。



『あ、さつき、人の名前大声で叫ばないでよ。』


常識くらいは考えろ。

青「学果早くしろー！見学行こうぜ！」


お前もかよ！

『あーー、わかったわかった。見学ね、 行くならさつきと行って。私一人で見学したい。
どうせ大輝は体育館でしょ。私は教室とか見て回りたいから。』


『じゃーね。」ヒラ

青「は？ちょ、おい！まなか！」

桃「ちょっと！大ちゃん！学果行っちゃったじゃない！」


青「おい、俺にあたるなよ。」

桃「あたってないもん。そういう風に聞こえただけでしょ。」

こんな会話が聞こえたけどあえて気にしない事にした。


やっかいな事に巻き込まれたくないしね。

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