50話 ページ10
獄「！じゅ、10代目！あそこに誰かいます！！」
それでも徐々に薄らいできた土煙の先に映る1つの人影
1人を除いてやや高身長な者が多いヴァリアーにそては、その人影の身長は平均的で、その合間から見えるミッドナイトブルーの髪からしてAだということはすこしして分かった
土煙が随分晴れてくると、それがAだということがはっきりと確認でき、にこにこと笑顔を浮かべ、無傷である彼女を見ると、ツナはよかった・・・と小さく声を漏らした
山「ははっ、ピエロのやつ、元気そうなのな！」
綱「うん・・・本当によかった・・・」
だが、いつまでもほっとしているわけにもいかず、先程憤怒の炎が上がったことを見ると、戦闘はまだ続いているのだろう
ならば早く止めなくてはと、この鉄格子を解除してもらうためにAに声をかけることを試みる
そう考えている間に土煙は更に消え失せていき、Aの周辺だけでなく、霞がかっていた全体が見え始める
そして、その全体を見ることができるようになったとき、ツナ達は絶句した
穴の空いたコンテナの奥で横たわるレヴィ、コンクリートの地面に転がるルッスーリア、マーモン、ベル
そして、重症ではなさそうだが、息を乱し、Aと対峙するザンザスとスクアーロ
その状況は自分達の思い描いていたものはまるで正反対なもので驚くということ以外できなかった
綱「これって・・・・・・どういう、こと・・・？」
リ「どうもピエロじゃなくて、ヴァリアーのほうが追い詰められているって感じだな」
スクアーロがリングに炎と灯し、剣へと伝えいるものの、いつもとは考えられないほどに弱く、消耗していることは明らかだった
更にザンザスは古傷が浮かび上がっている上に、形態変化済みの超本気モードなのだが、それでもAが無傷となってくると、これは明らかにヴァリアー劣勢の状況だった
ザ「んのっ！ドカスがぁぁ！！！」
獣帝銃から放たれる渾身の一撃
だが、そんな劣勢の中で放たれた一手を嘲(あざ)笑うかのように、放たれた炎はAから逃げ、的外れな方向へと飛び、コンテナを風化させたのだった
主「あ〜ぁ、獣帝銃も結局は威力があがるだっけでな〜んにも面白くなかったな〜、ほんとつまんなかったよ〜」
若干跳ね気味の毛先を指先でいじりながら、ひたすらニコニコと笑い続ける
主「だっから〜、つまんないそれももういらな〜い」
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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