85話 ページ49
不思議そうにツナが首をかしげるなか、シリウスは懐を漁り始める
え？マジで？というような表情をAは見せているが、面白そうと思う心のあるのか、その行動に口出しなどはしなかった
それからほんの数秒後、彼は銀のチェーンを手繰り寄せてあるモノを目の前にさらした
それは、ついこの間まで7人の赤ん坊達が身に着けていたものと同じ―――――
綱「アルコバレーノのおしゃぶりっ！！？？」
大空の7属性、大地の7属性、そして夜の炎とも異なる黄金色に満ちたおしゃぶり
キラキラと夜空の星の如き美しい輝きを持つそれにツナは目を奪われた
本来ならば、アルコバレーノ以外の者は持ちえないこのおしゃぶり
これを持っているということは、彼はアルコバレーノだということなのだろうか？
シ「オレはかつて選ばれしアルコバレーノの一人だった、だが、世代交代のためにおしゃぶりから炎を抜かれ、一度死にかけた」
炎の抜かれてしまえば、アルコバレーノ達は死にゆく運命にある
だが、にも関わらず生きているということは、彼はおそらく・・・・・・
シ「命の灯が消えていくんなかで、オレの身を大きな後悔が襲った、そしてなにがあっても生きなければならないと強く思い、一点の曇りもなくそれが体中を満たしたとき、オレは死ぬ気の到達点に達し、新たな炎を得た、それが・・・・・・・・・・・・・・・星の炎だ」
ボゥッと優しい光を持っておしゃぶりの黄金色の炎が灯る
シリウスもまた、バミューダと似た状況下で生き残ったアルコバレーノだったのだ
空になったおしゃぶりを新たな炎で満たしたことで、今もこうやって生きながらえている
だが、そうなると1つ不可解なことがある
綱「な、なんでシリウスさんは赤ん坊の姿じゃないんですか？」
主「そ〜れはね〜、ボスの持つ星の炎の特徴のおかげなんだ〜」
ツナとシリウスが話し込み始めるうちに空気になりそうになっていたAがツナの背中にもたれかかってくる
うわっ！と声をあげてまえのめりになってしまったが、Aがうまく力配分をしていたので、倒れるというところにまでは至らなかったのだった
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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