84話 ページ48
ツナから強い視線を受け取ったシルクのボスはふっと小さく息を漏らす
イケメンの部類に入るだろう彼によるその仕草は様になっており、世の女性がみれば思わず頬を赤らめてしまうようなものだった
「ミザールの言葉ですでにわかっただろうが、オレがフランスマフィアシルクファミリーのボスだ、名をシリウスという」
男の名はシリウスというそうだ
若いとはいえ、ボスらしい貫禄はあり、ザンザスを前にした時とはまた異なる緊張感がツナを包み込んだ
主「わぁ〜お！まっさかボスってことだけじゃなくって名前まで言っちゃうなんて、これは実に予想外予想通りだよ〜」
シ「・・・ということは、ほとんど予想できてんじゃねーか」
主「あっはは〜、で〜も良かったの〜？ボスってことだけじゃなくって名前まで明かしちゃって〜」
ボスという正体が知られていない以上、その名前も当然知られていない
だが、その最高機密に属する名前まであまりにもあっさりとシリウスは告げたのだ
予想通りであっても、Aのなかでわずかながら驚きを感じるところもあった
というか、ピエロちゃん、ボス相手にその口調はないんじゃないでしょうか
シ「死ぬ気の到達点に達したうえ、あのチェッカーフェイスが褒めてたんだ、ボンゴレ10代目沢田綱吉には名を明かし、対等に話すだけの資格がある」
当然のごとく、流れるように告げられたチェッカーフェイスの名前
その単語にツナは心底を驚いた表情を見せる
それもそうだ
フランスに君臨するシルクファミリーの頂点に立つ者とはいえ、その人物があの圧倒的力をもったチェッカーフェイスと顔見知りとなれば驚くしかない
綱「え！？チェッカーフェイスって・・・え、えっと・・・」
シ「・・・・・・シリウスでいい」
名前を教えられたとはいえ、そのまま呼んでいいものかと悩むツナにシリウスはそういった
じゃあシリウスさんで・・・と、すこし小さな声で言ってから、ツナは言おうとしていた言葉を発する
綱「・・・シリウスさんは、チェッカーフェイスを知り合いなんですか？」
シ「奴はオレの命の恩人と言っても過言じゃねぇ存在だ、なにやり奴とシルクファミリーはちょっとした協力関係にある」
綱「命の、恩人？」
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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