68話 ページ30
主「あははっ、恭弥君大丈夫？でも、まだ倒れないでよね、おレ、もっともっと恭弥君と戦いたいんだからね！」
短剣を握りしめ、雲雀に向かって駆け出す
ガキーンッと金属音を立て、トンファーと短剣がぶつかり合い、そこから近接攻撃による激しい攻防が繰り広げられる
目にもとまらぬ速さで各々の武器が振られ、何度も、何度も金属がぶつかり合う音が鳴る
そんななかでも雲雀の攻撃は当たらないのだが、Aの攻撃は服や皮膚に掠るなり、少なからず有効な攻撃へと変わっているのだった
綱「やっぱりオレ達もいったほうが・・・・・・って、え・・・？」
主「けほっ」
声の割に、大きくむせ返る息
顔は苦痛に歪み、短剣を持ったまま、Aはお腹を押させている
そして、それを見ながらニヤリと雲雀は嬉しそうに笑う
雲「まず1発、当てたよ」
主「あははっ、また重たい一撃がはいっちゃったよ」
激しい攻防戦の中、なんと雲雀の一撃がAの腹部へと入った
予想し、確信する力によって攻撃がすべて避けられてい他にも関わらず、この一撃はなぜか入った
避けきれなかったのか、それとも力を凌駕するほどの攻撃だったのか
この世界で予想できないものはないと豪語したこともあることを考えると、後者の考えにくい
なにより、何の変哲もない攻撃があのAに当たったこと自体があまりにも驚くべきことなのだ
主「いいよいいよ！やっぱり恭弥君さ〜いこう！」
攻撃が当たったにも関わらず、Aのテンションが上昇した
短剣を握りなおしつつ、勢いをつけて地を蹴れば、息がかかるほどに雲雀との距離が縮まる
雲「くっ！」
縮まった間合いから繰り出されたAの蹴りが、お返しと言わんばかりに雲雀の腹部を蹴り上げる
身体が上空へと舞い、Aが駆け出したことで立ちのぼった土煙を上から見下ろす
だが、もちろん雲雀がただで蹴り上げられて終わるはずがない
手の中に小さな球針態が現れ、更にふわふわと浮いたまま数を増やしていく
それが20を超えたところで、雲雀はトンファーで叩きつけるようにして小さな球針態をAへと飛ばす
とんでもない威力とスピードで迫るそれをAは軽やかにステップを踏みながら躱し、うち1つが頬に掠るだけにしかならなかった
―――
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桜mochi(プロフ) - 教えてくれて有難うございます！！私もやってみたいと思います。アドバイスありがとうございます！ (2013年11月28日 22時) (
レス) id: 8c2077d236 (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 六波さん» あわわっ、指摘ありがとうございます！あとでしっかりと直していきます＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - 桜mochi様＞ありがとうございます！え、えっとそんな大層なことは言えないですが、とりあえず、目の前の話だけでなく先の話、展開も考えていくことでしょうか？ただ先を見すぎてばかりでもダメなのですがねｗ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - アオイ様＞展開は結構頭ひねって考えているのでそういってもらえると嬉しいです！ただ、矛盾点とか後々への伏線とか考えてると書くのに結構時間かかってしまうんですよねｗそれも楽しみですが＾＾ (2013年11月27日 23時) (レス) id: 76f6d6259b (このIDを非表示/違反報告)
六波 - 85話のとこが『かかわrず』になってます。『関わらず』ですよね？…なんか図々しくてすみません!!m(_ _)m (2013年11月27日 21時) (レス) id: f6706bba81 (このIDを非表示/違反報告)
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